No.8 戦闘訓練 ページ9
「始めようか、有精卵共！！！戦闘訓練のお時間だ！！！」
オールマイトが大きな声で皆に告げる。それと同時に各々の真新しいコスチュームに身を包み、全員が集まった。
「A」
『あ、しょう...って、こっわ！』
緑谷君を見つけると、すぐにそちらに行ってしまったお茶子。その直後に話しかけてきたのがしょうだった。が...
「？どうした、A。」
『いや、なんでもない...っふ、くく...！』
驚きのあまりに吹き出してしまった。
コスチュームの左側...しかもあの目。何を目指しているのか、と問いたいぐらいのものだった。
「いいじゃないか、皆。カッコイイぜ！！」
オールマイトの言葉で、現実に引き戻された。
その後、委員長である飯田君が市街演習を行うのか、とオールマイトに質問した。
それにオールマイトは二歩先に踏み込み、屋内での対人戦闘訓練をする、と答えた。
敵退治は主に屋外で見られるものの、統計で言えば屋内の方が凶悪敵出現率が高い。真に賢しい敵は
確かにそうだ。もし今からすることが現実だとすると、市民に被害が及ばぬように戦闘しなければならない。
いかに何ものにも危害を加えず、素早く終えられるか。それが今回のカギだろう。
「基礎訓練もなしに？」
「その基礎を知る為の実践さ！」
今度は梅雨ちゃんが質問した。それにまたオールマイトが答える。
「ただし今度はブッ壊せばオッケーなロボじゃないのがミソだ」
「勝敗のシステムはどうなります？」
「ブッ飛ばしてもいいんスか」
「また相澤先生みたいな除籍とかあるんですか...？」
「分かれるとは、どのような分かれ方をすればよろしいのですか！？」
「このマント、ヤバくない？」
「んんん〜聖徳太子ィィ！！」
『ぶっふぉ！！』
梅雨ちゃんの質問に答えた直後、質問の嵐がオールマイトに襲いかかった。
オールマイトの言葉と、最後の質問によりツボにはまり、また吹き出した。
その前に、爆豪君人の話聞いてるのかな？オールマイト言ってたよね...等と考えていると、また笑いが込み上げてきた。
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コスチュームは、イラストの載せ方が分からないので、分かり次第載せたいと思います！
すみません！
どなたか、分かる方がいらっしゃいましたら、教えて下さると嬉しいです...！
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作者名：ミカ | 作成日時：2018年2月15日 7時
