とある少年 ページ11
愛莉「…………とある少年とは、この子の事かぁー!?」
昨夜とある少年の元に連れていくと言って日をまたいで連れてこられたのはとある屋敷
おそらく名取家のものだろう
そしてそのとある少年とは、まさかの同じクラスの夏目貴志だった
名取「あれ?もしかして知り合い?」
愛莉「えぇ、同じ………ハッ
い、いえ、たまたまこの間知り合っただけなんです」
同じクラスと言えば名取は嬉しがって必ず授業参観に来るだろう、目立つことが嫌いな愛莉にとっては地獄そのもの、言ってなるものか
名取「へぇー…たまたまね」
だが名取はによによと笑って愛莉を見据えた
_______
名取「説明したのは今の通りだよ
どうする?」
愛莉「…………確かに、あの子達が自由になれるのなら……、」
解約の儀の説明が終わった。その話を一緒にきいていた茜は黙っていた
その所を夏目に問われる
茜『………』
夏目「………茜、君は……どうしたいんだ?」
茜『………俺は、』
茜……その名前を聞いた瞬間彼女は目を見開いた
愛莉「茜……?茜!?そこにいるの!?」
いつもとは違い必死に呼ぶその悲痛な声を聴いて。茜は苦しくなった
そして彼はこういった
茜『っ!夏目殿、俺は、俺たちはっ
、
、
もう一度だけ、愛莉と話がしたいっ』
顔に手をついて涙をぼろぼろと流しながら言う茜
式とその主の声は、すれ違ったままとなってしまった
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夢蜂(プロフ) - 本当にありそうなお話でじーんときました!素敵なお話をありがとうございます! (2020年5月12日 16時) (レス) id: 269f71c012 (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - レイナさん» おっけーてす!! (2018年6月16日 16時) (レス) id: 8a27a3c471 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - ありがとうございます!!題名は、水月御鈴奏てす!! (2018年6月16日 16時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)
茶々丸(プロフ) - レイナさん» 全然良いですよー、私で良ければ (2018年6月16日 16時) (レス) id: 8a27a3c471 (このIDを非表示/違反報告)
レイナ(プロフ) - もし、それがOKでしたら題名教えますので!! (2018年6月16日 15時) (レス) id: 7bda2fd29b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:茶々丸* x他1人 | 作者ホームページ:http://sakuya.uranaituku-ru
作成日時:2018年5月4日 23時