くろこさん ページ2
僕のクラスには少し個性の強い人がいた。
『・・・』
しかめっ面で僕の目の前に座り込む彼女、荻原さん。
黒「・・・」
綺麗な瞳を揺らがすことなく僕に向ける。不意にどきりとしてしまいそうだ。
黒「・・・どうしたんですか?」
『くろこさん、私の名前まちがったことないよね』
確かに荻原さんはよく萩原と間違えて覚えられるらしい。(
黒「確かに、そうですね」
『なんで?なんでなの』
黒「えっ、と・・・」
別に理由なんか無いんですが・・・
『わたし、くろこさんとあつしのことこの間まちがえたじゃん?』
そんな間違えあるんですか・・・
初耳だが、一応頷いてみた。
『それで、くろこさんがまちがえないんでしょ?』
彼女は更に眉をしかめて言った。
『つまんな。おもんな。』
幼い口調で言った後、長い首を机にもたれかからせた荻原さん。まつげが長い。
紫「オレと黒ちん間違えんの?Aちんすごくね」
気だるげな声で会話に入ってきた紫原くん。紫原くんはかなり荻原さんを気に入っている。
『似てるよー』
紫「どこがー」
『・・・?あれ、似てない』
1体間違えた当時彼女の目から見て僕と紫原くんはどう映っていたのか、その後3日間はそれしか考えられなかった。
くろこさん→←せっ『くs(黄「女の子なんだからダメっすよ!」・・・(´._.`)』
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つゆロロ(プロフ) - あひるさん» ありがとうございます。荻原ちゃんの楽器についてですが、お好きなものを想像してください(笑)私的にはバリトンやユーフォなどの低音楽器をイメージしておりますが。初コメントうれしいです!これからもどうぞ、見守ってくだされば幸いです((*_ _) (2017年11月20日 19時) (レス) id: 3fbfa2c7b2 (このIDを非表示/違反報告)
あひる(プロフ) - 面白いです!更新頑張ってください!因みに夢主ちゃんの楽器はなんですか? (2017年11月20日 1時) (レス) id: a0a203a011 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:つゆロロ | 作成日時:2017年11月7日 0時