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side BLUE
田中って苗字でよかったな…
京本ですとか言ったら秒であやしいよ
なんて思考が変な方向へ。
『どうしましたか？』
｢あー、えっと、北斗の呼吸が苦しそうで…
でも、熱のせいかもしれないんですけど…｣
『僕は看護師なので、何も言えないんですが…
今日、黒田先生は8時出勤です。どうされますか…代わりに他の医師であれば、問題ないですけど』
｢そう…ですよね………｣
……こんなことなら高地か慎太郎にいてもらえば良かった。
運転…自信無さすぎる。
｢分かりました。もう少し様子を見て、
8時頃に合わせて車で連れていきます。
えっとーでる頃、また連絡しますね｣
どちらにしたって、北斗は黒田先生じゃないと嫌だろう。
｢北斗、辛いだろうけど、朝まで待とうか…。
もしも、ほんとに無理になったら遠慮なく言うんだよ｣
俺がそう告げると、ハァハァ言いながらもコクコク頷く。
｢……樹、寝てて。俺ここにいるから。｣
｢けど、｣
そんなこと言ってる間にも、北斗は乾いた咳をして、心配だ。
結局、朝までほとんど寝られなかった。
俺の熱は…測ってない。
病院に送って、ジェシーにあとは任せて、自分はそのままテレビ局へ。
主演じゃないから、決められた要所でエピソードトークをしておけばいいから、普段からうるさいSixTONESにツッコミしている俺にとっては楽…というか余裕があるんだけど。
今日ばかりは、逆に気を抜いたらVTR中に意識が遠くなりそうだし、喋る番になったら緊張しすぎて早口になってしまう。
収録終わり、楽屋に戻ると同時に、ヘナヘナと座り込んでしまった。
｢…ﾊｧｯ…ﾊｧｯ………｣
すると、スマホが光っているのが見える。
｢………そうだ、北斗！｣
やっと思い出した俺はいそいで立ち上がって、カバンのところへ
｢っ、うわ、｣
行こうとしたのもつかの間。
クラクラする頭にフラついた。
今熱どれぐらいあんのかな…
首元に手を当てるけどなんかよくわからない。
車に乗り込み、エンジンをかける。
｢……ジェシー、北斗どう？｣
『樹！お疲れさま。うーん…
まだ病院にいるけど現場、タクシーで行こうか？
樹、疲れてない？』
｢いや、大丈夫。
元々俺が行くって約束してたんだし。
てか、もう着くよ(笑)
途中なんかあっても安心でしょ｣
『すぃませんねぇ(笑)AHAHAー！待ってるね』
｢ハッ！うるさっ｣
カーナビを操作して、通話を切る。
ジェシーの笑い声で少し元気が出た。
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
