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side BLUE
深夜、目が覚めた。
(やっべぇやっべぇやっべぇ)
体が震えてる。
頭は痛いし、関節も痛いし、喉も痛いんだけど。
部屋暑いのに、くっそ、寒い。
｢…うっわ、ほんとにやっべぇ。｣
とりあえず喉乾いたからキッチンに向かう。
水を飲みながら、北斗がいつも使ってるイスに思わず座った。立ってらんない。
ちなみに俺はリビングに敷布団敷いてたんだけどね。
ジェシーは来てないから、そのまま北斗の部屋で寝たんだろうな。
夏だからちょっと油断してブランケット1枚だったけど、こりゃ寒くて寝られん。
北斗の様子を見がてら布団を取りに行く。
______ガチャ
｢……っ？…じゅ、り？？｣
すると、扉の音で起きてしまった北斗に呼びかけられた。
ジェシーさんは普通に寝てるね。うん。
｢ﾝﾝｯ…北斗、ごめん、起こしたね。｣
声が出なくて、咳払い。
｢……うぅん、起きてた｣
｢どうしたよ。寝られなかったの？
明日も撮影なんだから、ゆっくりしてないと…｣
｢ごめんね、樹。今日…はぁ、あり、がと｣
近付くと、暗闇の中に辛そうな北斗の顔がうっすらと見える。
｢どうした、苦しいの？熱出てきたかな…｣
｢ん、…はぁ、｣
しんどそうに呼吸をする北斗。
ずっと安静にしてるのに、息苦しいなんて、本当に心配だ。
｢…ほくと？｣
｢ジェシー…
悪いんだけど体温計と俺のスマホ持ってきて｣
へっ？と起き上がったジェシー。
すぐに分かってくれて、ドタバタと部屋を出ていく。
俺は自分ようにと思っていた掛け布団をもう1枚掛けてやる。
おでこに手を当てるけど、イマイチ体温がわからない。
俺の手も熱いのかも。
｢はぁ、ﾊｧｯ……はぁ、｣
｢ごめんね、早く気付けばよかった｣
ジェシーが北斗の耳に体温計を入れた。
その間に俺は、病院に連絡を入れようと、廊下に出た。
残念ながら、黒田先生はいないらしい。
どうしてもなら個人の番号にかけてくださいって言われてて先生の番号も知ってるけど、時刻を見ると午前3時。
あー、やべぇさっむ。
とりあえずリビングに…
思考力が追いついてなくて、えぇと…としか答えれない。
｢……あ、じゃあ、秋山さん、いらっしゃいますか｣
北斗が入院するとだいたい担当してくれる男性看護師さん。
『もしもし、』
｢あっ、樹です…｣
『っ、田中さん！
…ちょ、ちょっと待ってくださいね。』
声と名前でわかってくれたのか、どこかに移動する足音が聞こえた。
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
