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side BULE
良かった。いや、良くないけど…
シャワーを浴びながら、痛む頭を押さえた。
北斗があまりにも調子が悪そうで、みんなそっちに気を取られてたから、絶不調の俺には都合が良かった。
頭痛とこの怠いのは単なる寝不足だろう。
リビングに戻ると、慎太郎が洗濯物を干し、高地は俺も〜なんてシャワー浴びに行ったし、
ジェシーは北斗の様子を見ているんだろう。
おぼっちゃんは…ゲームしてるな。今のうち。
ハンバーグなんて食べれたもんじゃないから、せめて肉じゃが…
とおもったが、北斗がおかゆを1/3しか食べなかったために残りを頂いた。
「樹、それだけでいいの？こーちがハンバーグ作ってるって言ってなかった？」
こそこそ食べてたら、おぼっちゃんがスマホから目線を外した。
「あ、うん。病院で暇すぎて夕方ちょっとおにぎり食べたんだよね」
「ふーん。そういえば何でこんなに遅かったの？いつも昼過ぎには帰るでしょ」
まぁ、普段飯食わない俺の見苦しい嘘をスルーしてくれるのは天然のおぼっちゃんだけだろう。
慎太郎は少し遠くにいるから俺らの会話を聞いてないことを願う。
「朝、輸血して、骨髄採取して、診察して…って結構北斗も疲れたんじゃないかな。
最近、ちょっと無茶してたから。っ、く、ろだ田先生…も、ほら。ゴホッゴホッ…2日間、俺らに割いてくれたから、忙しくて」
そんな話をしていたら、ズキンズキンと痛みが走って、少し言葉に詰まる。
そのうえ咳まで出てきやがった。グビッと水を飲み、胸をたたく。
「あっはは、大丈夫？」
「ゴホッゴホッ！…っつ、はー死ぬかと思った」
「とろろだからね。気を付けて(笑)」
食べ物をのどに詰まらせただけです感を出せば、おぼっちゃんは大笑いしてくれた。
明日の朝、きょもは次の舞台の衣装合わせらしい。高地も横浜ウォーカーの撮影があって、慎太郎も映画の番宣。
よりによって、北斗の家からは現場が遠いから、3人のことは家に帰した。
俺も実はドラマの撮影が始まるから、明日は本読み。
…ＳixＴＯＮＥＳ、忙しいんですよ。けど、ジェシーは運転できないし。
という言い訳を付けて、2人で泊まることに。
本当は早々に眠りについてしまいそうで居眠り事故なんてシャレにならないから。だけど。
「ジェシー、あとよろしく。ごめん、台本読まないと」
ほーい、なんて間抜けな返事と、そんな物音に一切目を覚まさない北斗。
何かしてやりたいけど、そこまでの思考力が残っていない。
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あーちゃん(プロフ) - Sakuさん» お楽しみいただけて何よりです〜こちらこそ、ありがとうございます！LOCKLOCK続編もお楽しみに〜 (2019年10月13日 23時) (
レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
Saku(プロフ) - BLACK読ませていただきました！最高でした！ありがとうございます またたまにある黒田先生との絡み楽しみにしてますね笑 これからも無理なく更新頑張ってください！ (2019年10月13日 17時) (レス) id: 6e7b6bb8a7 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - ななさん» ありがとうございます〜♪はい！是非ともパート3でも遊びに来てください！嬉しいですー！頑張ります(^^) (2019年10月12日 7時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
なな(プロフ) - リクエスト書いていただきありがとうございました。辛くて切ない中にも、みんなの優しさやあたたかさを感じられてとても素敵なお話でした。移行先でもあーちゃんさんの小説を読めるのを楽しみにしております。 (2019年10月11日 22時) (レス) id: e1e336f268 (このIDを非表示/違反報告)
あーちゃん(プロフ) - くりさん» ありがとうございます〜！けっこう難しかったですが、私も楽しみながら書かせてもらいました！またお願いします〜 (2019年10月8日 6時) (レス) id: fc9b1a9ec8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：あーちゃん
| 作成日時：2019年9月20日 12時
