18 ページ18
(ホソガside)
掴みは上々！ 次は何にしょうかと考えているとお化け屋敷の建物を見て興味ありそうな顔で僕を見る。
そんな顔をされたら連れていきたくなって2人でお化け屋敷に入る。
暗闇の中、強く手を握って驚かせにくる機械に仲良く揃って叫び声をあげる。
妖怪の衣装を着たスタッフさんにも追いかけられて涙目のA
『な、なんですかあれ…！！』
「わかんない！最近のお化け屋敷ってこんな怖いの！？」
『ホソガさん抱っこしてください…！』
「任せて！Aは僕が守るから！」
早足で進んだせいで暗闇から一変して眩しい明かりに包まれる。
あれ？もう終わり？
『外だ…』
「怖かったね…」
『ジェットコースターより怖かったです…』
叫び疲れた僕らは軽めの食事を取るためにレストランに移動して出されたお水で喉を潤す。
「Aはなに食べたい？」
『この丸いやつなんですか？』
「それピザだよ！美味しいから2人で食べようか」
『はい！』
メニューを頼んで待っていると熱々のピザが運ばれてきた。Aは嬉しそうにピザの写真を撮っているから隣の席に移動して2人でピザを片手に持って笑っている写真を撮る。
カメラを向けて笑うって事は誰か一緒に撮ったな…。まぁ、そんなことより
「さ、熱いうちに食べよう」
『チーズが入ってる！美味しい！』
「ほら口についてるよ」
指で取ってあげれば恥ずかしそうに笑う。
あー、すごく今キスしたかった…我慢だ…我慢。
「美味しかったね」
『僕、ピザ好きになりそうです』
「今度また食べようか！」
ピザを食べ終えてパンフレットを広げる。
次は何に乗ろうかな？
『ホソガさん！』
「んっ？どうした？」
『あの人が着けてるやつが…その…』
視線を向けている先を見れば高校生くらいの子達が頭にキャラクターのカチューシャをしていた。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 377人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
アメスピ(プロフ) - しゅが ｡さん» しゅが。さん1話から読んで下さりありがとうございます！大好きと言って貰えてすごく嬉しいです！ゆっくり更新になりますがこの先も読んで貰えたら嬉しいです！ありがとうございます！ (2019年9月20日 3時) (
レス) id: d7bf211220 (このIDを非表示/違反報告)
しゅが ｡ - うわああ更新待ってました…！このシリーズのお話１から読んでて…！とっても大好きだったので久しぶりの更新嬉しいですほんとに( ; ; ) (2019年9月19日 16時) (レス) id: 46ae974855 (このIDを非表示/違反報告)
アメスピ(プロフ) - ラッピーさん» ラッピーさん有難いコメントありがとうございます。仕事がバタついていたので更新出来なかったのですが落ち着いてきたのでまた新しい話を書いていこうと思います。楽しみにして頂けて嬉しいです。ありがとうございます！ (2019年9月19日 13時) (レス) id: d7bf211220 (このIDを非表示/違反報告)
ラッピー(プロフ) - アメスピさん。お元気でいらっしゃいますか。このお話が大好きです。またいつか更新されることを楽しみにしています。 (2019年9月16日 16時) (レス) id: 3b02c1c542 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：アメスピ | 作成日時：2019年5月26日 18時
