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「酒場に似つかわしくない女だな。クハハ」
遥か上の方から降ってきた低い声。
かなり身長の高い男性が来店したようだ。
ナリさんは裏で作業しているのだろうか。
声が聞こえてこない。
恐らくホールにいるのは私だけだ。
「お好きな席に…どうぞ」
後ろに回した手をゴソゴソと動かし、壁に立てかけていた杖を探す。
しかしなかなか見つからない。
ゴトンッ…
「あっ…」
その場に屈み、床に手をつくと倒れた杖を発見した。
クロコダイル「…お前か」
「ん？」
クロコダイル「鷹の目が話してた盲目の女は」
「えっ」
私は立ち上がると男性に問いかけた。
「ミホークさんのお知り合いですか？」
クロコダイル「知り合いっちゃ知り合いだな」
「私の事を話してたんですか？」
クロコダイル「視力を奪う男について聞かれた。生憎俺は知らねぇがな」
自分の知り合いに聞いてくれてる。
その嬉しさから自然と笑みが溢れる。
「ミホークさんから聞いて…ここに？」
クロコダイル「たまたま立ち寄っただけだ。どこの誰かまでは聞いてねぇ」
「そうなんですね」
クロコダイル「ビールを持ってこい」
「はい」
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「あの…」
ナリ「お？ニコニコしてどうした？」
ハリ「ふふ、何かいい事でもあったの？」
「お客様が来ました。ミホークさんのお知り合いです」
ナリ「鷹の目の？」
「視力を奪う男について聞かれたって。私を見て気付いたみたいです」
ハリ「Aに会いに来たの？」
「いえ…たまたま立ち寄っただけと…」
ナリ「凄い偶然だな」
まさか話に聞いていた相手がいるとは思わないよね。
ハリ「リサーチしてくれてるのね。私も嬉しい」
ナリ「鷹の目の知り合いなら海賊か」
「そうかもです。あ、ビールがいいそうです」
ナリ「すぐ用意する」
ハリ「どんな方なのか見に行こうかしら」
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トモ(プロフ) - トリトンさん» キュンキュンをお届けできて嬉しいです！こちらこそありがとうございます！ (2月17日 19時) (
レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
トリトン - とってもキュンキュンしました！甘々なミホークをありがとうございます！！ (2月17日 3時) (レス) @page44 id: 861ce2f0e2 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よもぎ餅さん» ありがとうございます！更新頑張ります！ (2月8日 7時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
よもぎ餅 - 更新楽しみにしてました！！頑張ってください‼︎ (2月8日 0時) (レス) id: 66243e415f (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - よっちゃんイカさん» お待たせしました！応援ありがとうございます！ (2月7日 9時) (レス) id: a48d671f36 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：トモ | 作成日時：2023年4月10日 1時
