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シャンクス「この島での暮らしはどうだ?」
「大分慣れました…助けてくれた方達のお陰で…」
ロックスター「でも酒場で働いてるのは意外だったな…」
「あっ…今夜は手伝いで働いていただけなので…」
私を助けてくれたマミさんとロンさん。
私の普段の生活、今夜の手伝いの要請。
話を聞いたシャンクスさん達は「おぉ…」と顔を見合わせた。
ヤソップ「お頭があの酒場に入らなかったら会えてねぇな」
ホンゴウ「何件かある酒場の中であそこを選んだのはお頭なんだ」
「そうだったんですね…」
シャンクス「俺達はいずれ出会う運命だったと言う事だな」
「そうかもしれないです…遅かれ早かれ…会ってたかもです…」
シャンクス「嬉しい事を言ってくれるじゃないか」
そう言うとシャンクスさんは私に笑顔を向けた。
シャンクス「お前の家まで送ろう」
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「ここです」
ルウ「ケーキ屋の方がしっくりくるな」
ライムジュース「確かに…酒よりケーキが似合う」
2階の電気がついてる。
マミさん達はまだ起きてるみたい。
シャンクス「A、俺達はしばらくこの島にいる。その間にまた会いに来る」
「ありがとうございます」
私はお礼を言うと深く頭を下げた。
「家まで送って頂いて…」
シャンクス「固い固い…礼儀正しいのはいいが…もう少しこう…」
「もう少し…こう?」
ベックマン「お頭は壁を感じてるんだ」
ヤソップ「まぁ…初対面だから余計そうなるんだろうな」
「次は2回目なので…もう少し…フランクになってると思います」
シャンクス「本当かぁ?」
少し雑に私の頭を撫でるシャンクスさん。
これもシャンクスさんなりの優しさだろう。
「私達の夢の共有は…」
シャンクス「夢を見てみなきゃわからねぇが多分大丈夫だろう」
「そうですよね…あれだけ触れ合ったから…もう…」
シャンクス「触れ合ったか?少なくとも俺は触れられてないぞ」
手を握ったのは触れたに入らない…?
「あの…あっ…あれ…」
シャンクス「ん?」
「ド忘れ…しました…」
シャンクス「何だ…気になるじゃないか」
「すみません…思い出したら言います…」
私に対するその感じは…と言いかけたが止めた。
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トモ(プロフ) - つくねさん» 我慢していた理由に感動しました!最後にとっておくとハードルが上がってしまうんじゃないかと思いましたが最高と言う感想が頂けて嬉しい限りです!ありがとうございます!またいつか喜んで頂けるような作品がお届けできたらなと思います!私も大好きです! (6月16日 18時) (レス) id: f0b4f41fe2 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - ずっと気になってた作品で、読んでしまうとトモさんの作品を全て読み終えちゃうので我慢してました笑!!もーー最高でした泣!これからも更新楽しみに待ってます!頑張ってください〜!!大好き過ぎます(´;Д;`) (6月14日 7時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 塩キャラさん» こちらも読んで下さりありがとうございます!コメントも嬉しいです!苦戦した作品でしたが大好きと言って頂けて感謝しかありません! (2月15日 12時) (レス) id: d8a4df2af1 (このIDを非表示/違反報告)
塩キャラ - トモさんの他の作品を読んでこの作品に飛んできて一気見しました!ほんっとに設定から面白くって、大好きです。連投のようになってしまってごめんなさい🙇🙇 (2月15日 2時) (レス) id: 0c2b9f7699 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - きよか。さん» 私の作品が生きる糧だなんて嬉しいです…!ありがとうございます!完結まで頑張ります! (1月14日 15時) (レス) id: d8a4df2af1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:トモ | 作成日時:2024年6月30日 0時