57 ページ7
.
マルコ「A…大丈夫かよい?」
事件が起こったのは今朝。
その日の夜に違う島とは言え有人島に降り立つ。
エースの優しさを無下にできなくて無理してないか。
そんな気遣いをしてくれるマルコさん。
すぐにでも伝えたい気持ちが込み上げる。
でも伝えるなら2人きりの方がいいな。
「大丈夫です。マルコさんも行きますか?」
マルコ「行くに決まってるよい…片時も離れねぇ」
「ふふっ…ありがとうございます」
私、マルコさん、エースさん、サラさん。
イゾウさん、ビスタさん、ジョズさん。
酒場の広さを考えて7人で行く事になった。
職場の飲み会を思い出すなぁ…楽しみ。
.
エース「乾杯!」
嗜む程度しか飲めないけど大丈夫。
好きな人達に囲まれているなら。
たとえ酔ってなくてもその雰囲気が好きだから楽しい。
エース「今夜は親父の奢りだ」
ビスタ「そうなのか?」
エース「Aを連れて酒場に行くって言ったらくれた」
まるで祭りに行く子供にお小遣いを渡してくれるお父さんだ。
ジョズ「A…気持ちは落ち着いたか?」
「1人で考えて…皆さんと話したら大分…」
イゾウ「1人を求めてるのか…誰かを求めてるのか…自分に問うのは大切だ」
「はい…」
サラ「イゾウ隊長の言う通り…でも辛くなるほど1人で思い詰めるのはダメ」
エース「俺達はいつだってお前を笑わせるからよ!」
マルコ「ただ誰かを求めるならその時は俺を求めろよい」
ビスタ「まぁ…選ぶ権利はAにあるけどな」
マルコ「おい…選ぶ権利を言い出したら何も言えなくなるだろうよい」
マルコさんが私を好きな事。
皆は知ってるのかな。
私を連れて来たのはマルコさんだから誰よりも気にかけている。
そう思えばマルコさんの言葉に違和感はない。
でもマルコさんにとってそれを周りが知ってる知ってないは関係ないんだろうな。
.

444人がお気に入り

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
トモ(プロフ) - 零さん» こちらこそいつも読んで頂きありがとうございます!感動をお届けできたのなら嬉しい限りです! (2月11日 19時) (レス) id: d8a4df2af1 (このIDを非表示/違反報告)
零 - トモ様へ 「宝物はすぐ側に」完結おめでとうございます。そして、いつも感動できるお話を作ってくださりありがとうございます!! 読むたび泣きそうになります……。🥲 (2月11日 13時) (レス) id: 567d5d614d (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - つくねさん» 完結してしまいました…私も寂しい( ; ; )こちらこそ読んで下さりありがとうございました! (2月10日 22時) (レス) id: d8a4df2af1 (このIDを非表示/違反報告)
つくね(プロフ) - うわぁぁ完結してしまいましたね。゚(゚´ω`゚)゚。さみしい……でも楽しかったです、素敵な作品をありがとうございました! (2月10日 19時) (レス) id: ba622fddf3 (このIDを非表示/違反報告)
トモ(プロフ) - 瑞穂さん» ありがとうございます!楽しんで頂けたみたいで嬉しいです! (2月10日 19時) (レス) id: d8a4df2af1 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:トモ | 作成日時:2024年11月22日 0時