短編アギシュ(仮) (ページ28)

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…………

俺達は、海のある所へきた。

誰にも言わずに…

………ていうのは嘘。

賢志郎は
ほんま誰にも言うてないみたいやけど

俺は、1人だけ伝えた。

賢志郎の彼女。Aちゃん。

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ﾌﾟﾙﾙﾙﾙ………

A『もしもし？』

『あ、もしもし？
Aちゃん？俺、水田やけど。』

A『うん、どうしたの？』

賢志郎の彼女、Aちゃん。

『……ごめんな、しばらく賢志郎かりるわ。』

A『ん？』

『2人で、どっか遠い所に行く事してん。』

A『…仕事の話？』

『いや、仕事は辞める。』

A『えっ！？辞める？！』

……そりゃビックリするよな、いきなり。

『ごめんな。急にこんな事なって』

A『え？え……期間は？』

『決めてない。』

A『……え、待って。
何でいきなりそんな事になったわけ？』

…………やっぱ
Aちゃんには言った方がええんかな

ーー｢カッコイイ彼氏でおりたいねん｣ーー

『Aちゃんさ、賢志郎の事好き？』

A『え？いや、質問に答えt…』

『ええから』

A『……好き』

『芸人やめた賢志郎でも？』

A『当たり前でしょ』

『そっか…』

……それなら安心した。

A『な、なに急に…』

『……頼み、あんねんけど。』

A『頼み？』

『賢志郎の事、待っとってあげて欲しい。』

A『待つ？』

『理由はまだ言われへんねん。

…けど、絶対に俺が
責任もって連れて帰る。
2人で帰るから。』

A『…………絶対にって言ったからね。
賢志郎に…何か、あったら許さない、から。』

電話越しに、今にも泣き出しそうな
震えた声が伝わってくる。

『約束する。』

A『……うん』

賢志郎…こんないい彼女、他におらんで。

絶対に治して連れて帰ってくるからな。

END

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とまぁ、この話を踏まえて
[治るver][ゾンビなるver]を見ると
また少しだけ違った感じで見れるかな〜と
そうめんを食べながら思いました。

そして昨日の夜

｢自分の作った恋愛小説のラスト、
90%くらいの確率で最後キスして終わってる｣

という事に気づきました。
残りの10%くらいもハグとかで…

今作ってる
嫌味な先生[和牛
もキスして終わらせる予定だったので
急遽どうしようか最高に悩んでます。てへ。