慎太郎side ページ23
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俺が起きたのは朝方4時頃らしい。
あの後、先生が来て俺の体を検査。
その間にAが近くで仮眠をとっていた北斗や樹達に連絡をしてくれたみたい。
松「慎太郎、よかったよ。」
田「お前、3日寝てたぞ」
ジ「お腹はまだ痛い？」
「うん、少しね」
朝方よりは声も出るようになったし、力も少し戻ってきてくれて、車椅子で移動できるくらいにはなった。
俺の気持ち的にはもう全然元気、なんだけど。
「そろそろ泣き止んでくれる？」
『ん………』
ジ「大丈夫？水飲む？」
隣にずっといてくれるAはずーっと鼻をすすったまま。
田「お前、泣きすぎだろ。慎太郎が病院運ばれてからずっとじゃんか」
『ウルサイ。言わないでよ！』
「まじ…？」
からかったように言う樹に子供みたいに口膨らませて拗ねる彼女。
俺もそんな泣いてると思ってなくてびっくりしちゃった。
「あー、…ごめんな。もう大丈夫だし俺、死んでねぇから」
『うん、わかってる』
「Aのわがまま聞くからさ」
『……手、繋いで』
子供をあやす様に、Aの手をしっかり握る。
するとそれを見ていた北斗達が一瞬、戸惑った様子を見せた。
田「イチャイチャしないでもらっていい？」
松「2人のそんな所、見たの初めてだわ」
俺ら一旦、席外す？なんて言い出すから必死に止めた。
ごめん。だけど待ってくれ。
俺は話したいことが山ほどあんだよ。
「…なぁ、アイツはどうなった？」
俺のその一言で、樹は苦い顔をした。
あぁ、そっか。そうだよな。
田「ごめん」
「いや、全然。樹達が無事だったことが1番だし」
ただあの日。
俺はアイツの言動で気になったことがあった。
��総理大臣になる為に家族を殺すなんて、イカれてるよな。でも俺は嫌いじゃない、そういうの。��
スーツの男は確かにそう言っていた。
鷲尾はそれの為にAを狙ってる。
総理大臣になる為に、今のうちに自分にマイナスな要素は消しておきたいってわけ。
記憶を辿るように樹達に言えば、しかめっ面で驚いた様子を見せた。
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蝶-アゲハ-(プロフ) - ちょりこさん» ありがとうございます！私も半年かけて書いた作品が終わったのは達成感もありますが、寂しさも感じてます😭またたまに読み返してカッコイイSPくん達を補給していただければと思います！！楽しい作品と言っていただけて嬉しいです！🙇♀️ (2022年11月27日 17時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回カッコイイたろを楽しみにしてたから 、終わってしまうのはちょっと寂しいですね 。でも楽しい作品でした！ (2022年11月26日 23時) (レス) id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ぁぃさん» ありがとうございます😭😭ぁぃさんのお話も大好きです！いつも楽しく読ませていただいてたのでコメント嬉しいです꒰( ˙ᵕ˙ )꒱ありがとうございます！ (2022年9月30日 8時) (レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 今読んでいる作品でダントツ大好きです🥲♡ (2022年9月30日 2時) (レス) @page23 id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：蝶-アゲハ-
| 作成日時：2022年8月10日 0時
