慎太郎side ページ12
.
.
本拠地に着けば、カズさんが俺の顔をみて��久々に見たぞ、お前の傷顔��と心配そうな顔して笑った。
カ「1人で行かせて悪かった」
「いや、仕方ないですよ」
カ「ジェシーもありがとな」
ジ「とんでもないっす」
失神したままの男を担いでるジェシーが、雑に地面へ下ろすとその痛さで目覚めた男。
俺らを見るなり、怯えた顔して震え上がった。
カ「こいつは俺が取り調べる」
男の前にしゃがんだカズさんは��しっかり喋ってくれよ��と不敵な笑みを浮かべるから余計、ソイツ震えちゃって。
…怖すぎて喋れねぇよ、カズさん。
ジェシーが男を別の部屋へ連れていく。
それを見ながらカズさんは俺に��スーツの男はやっぱり鷲尾のあれか？��と聞いた。
「おそらく…だけど、」
俺を狙ってるらしいです、と簡潔に伝えれば
こちらへ目線を寄こしたカズさん。
カ「ん？どういうことだ」
「さっき言われたんすよ。Aではなく俺を殺しに来たって」
カ「鷲尾の命令で？」
「いや、それはわからないっす。でも鷲尾がAを消したがってるのはこの前の襲撃で明白なんで狙うのは俺じゃないと思うんですよね。」
カ「周りから攻撃するように考えを変えたとか」
カズさんの考えはもしかしたらありえる。
正直、彼女を守っているのは俺らだけで3人と少人数だし、まずはそこを攻めてがら空きになったAを消すっていう作戦なのかもしれない。
だけど、
「俺しかいない時にわざわざ来ます？」
周りから攻めるなら樹とジェシーも一緒にいる時のほうが手っ取り早いって思うのよ。
だってどうせ３人潰そうとしてるんだからわざわざ一人ずつやる必要はない。
まあ、強さとか二人掛りで俺をやるとかなら話は別だけど、アイツの動きは俺と同じくらいのレベルだった。
「俺だけを狙ってる気もするんすよね…」
薄々思ってることを口にする。
本当のところはまだわからないからなんとも言えないけど。
とりあえず取り調べで探ってくれるみたいだからそれから改めて考えることになった。
俺の顔を見て心配してくれた秋田さんもしばらくはここに隠れて様子を見るらしい。
「じゃ、俺もう行きます。」
カ「おう、ご苦労だった。」
ジェシーはここに残ってカズさんのサポート。
車のカギを受け取って俺は一人で向かう。
Aのところに。
.
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 568人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「SixTones」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ちょりこさん» ありがとうございます！私も半年かけて書いた作品が終わったのは達成感もありますが、寂しさも感じてます😭またたまに読み返してカッコイイSPくん達を補給していただければと思います！！楽しい作品と言っていただけて嬉しいです！🙇♀️ (2022年11月27日 17時) (
レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ちょりこ(プロフ) - 完結おめでとうございます！毎回カッコイイたろを楽しみにしてたから 、終わってしまうのはちょっと寂しいですね 。でも楽しい作品でした！ (2022年11月26日 23時) (レス) id: 08dc60e7e6 (このIDを非表示/違反報告)
蝶-アゲハ-(プロフ) - ぁぃさん» ありがとうございます😭😭ぁぃさんのお話も大好きです！いつも楽しく読ませていただいてたのでコメント嬉しいです꒰( ˙ᵕ˙ )꒱ありがとうございます！ (2022年9月30日 8時) (レス) id: baea928cde (このIDを非表示/違反報告)
ぁぃ(プロフ) - 今読んでいる作品でダントツ大好きです🥲♡ (2022年9月30日 2時) (レス) @page23 id: 8766758dd0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：蝶-アゲハ-
| 作成日時：2022年8月10日 0時
