Cuz I luv ya.−2−

慎太郎side ページ19

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既読が付いたあと、電話画面に切り替わって。






すぐにスライドさせてもしもし？と出てみれば

なんだか楽しそうに慎太郎くん驚いてたねと言われる。






「なに、見てたの？笑」

『うん、しっかり』






はずー！と言った俺にあはは、と電話越しに聞こえる笑い声。







『でも私も見てて恥ずかしかった。自分が緊張しすぎてて。』

「めっちゃ目泳いでたもんな」

『言わないで……』






顔、赤くなってたの可愛かったよって言えば
押し黙る彼女。







「もしや…今も赤いんですか？笑」





聞こえなくなった声に
問いかけてみれば、赤くないです。といかにもな返答。






『慎太郎くん、すぐ心臓に悪いこと言う…』

「それは俺のセリフですけど」

『え？』





え？って…自覚ないんかい。
俺がどれだけAに爆弾落とされてるか知らない？



何回召されたと思ってんの？







「まぁいいや。でも、大丈夫なの？TV出て。」

『…うん。大丈夫。』






俺が1番気になってた事を聞くと
彼女は意図をくみ取ったのか、シンさんにはバレてないと思うから。って、







「シンさんに伝えてないの？」

『うん。1分くらいのVTRならバレないと思うし、』







“私もそろそろファンの皆にちゃんとお礼したかった”






自分の言葉で自分の声でファンの子達に感謝を伝えたかったんだと強い意志を持った、そんな声が聞こえたから、俺もそっか。としか言えなかった。





俺らの場合、インスタとかブログなんかで伝えれるけど、AはSNSを全くやってないから余計に。

何かを伝えるとなると方法は限られるわけで。







「いいと思うよ」

『ファンの子達の反応が気になるなぁ』

「SNSみてやろうか？」






え……いいの？と遠慮する彼女をよそに
マネージャーを呼んで携帯を借りる。









「たぶんTwitterトレンド1位じゃね？笑」

『トレンド1位ってなに？』








………………まじか。





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