五拾 ページ5
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今日は昼間の仕事は無く、何となく甘味処に来てみた。
本当に。なんの意味も無く来ただけなのに、何故……
小芭内「甘露寺、彼処の甘味処で大食い大会やっているが、行くか?」
蜜璃「ホントね、優勝すればお米と甘味一年分ですって、行きましょ!伊黒さん!A君!」
逢瀬中のお二人さんに混ざらんといかんのだ……!
折角の逢瀬でしょ?!小芭内さんの気持ち考えてあげなよ蜜璃さん……!
前よりかはマシだけど小芭内さんからやっぱり殺気出てんだよ……!
てか僕大食い無理だって!
蜜璃「甘味は自分達で好きな物選べるみたいね!」
『僕あんまり食べれないんだけど……』
小芭内「でもこれ三位以下ならその食べた分の金払わないといけないぞ?」
『嘘でしょ?!』
今更文句言っても始まってしまったものはしょうが無い。
腹を括ろう。
先に水分を補給して甘味を食べ始める。
蜜璃「この桜餅とても美味しいわ!何個でも食べれちゃいそう…♡」
僕は苺大福を一口食べる。
『!美味しい……!苺の甘酸っぱさも其れをまろやかに飽和する甘い粒餡も、其れらを包む生地も柔らかでもちもちしてて凄く美味しい……!』
職人「二人ともいい顔して食うね!たんとお食べ!!」
あまりの美味しさについつい頬が緩む。
この大食い最初は不安だったけど、味がしつこくなくてあまり重くないから結構食べてもお腹に溜まらない。
どんどん食べて頬にぱんぱんに詰める。
小芭内「A、りす見たいになっているぞ。もう少し落ち着いて食えないのか?」
呆れた顔で僕を見る小芭内さん。蜜璃さんを見ている目とは全く違う。
『美味しいものを美味しく食べて何が悪いの?』
職人「兄ちゃんええ事言うやないの。」
『ありがとうございます』
みたらし団子やら三色団子、餡子団子、きなこ団子、ごま団子、ずんだ団子、きび団子、笹団子、草団子、栗団子等などの串団子を手に持ち口に入れる。
甘くて美味い。
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廣岡唯 - 面白い続きが観たい… (11月15日 9時) (レス) @page1 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
五月雨雫(プロフ) - この小説の続編から飛べませんか?無理なら、Googleとかから占いツクールを検索して弐から続編へ飛んでみてください! (5月28日 9時) (レス) id: 603d70d68d (このIDを非表示/違反報告)
ユカリ(プロフ) - コメント失礼します!こちらの作品はもう全て見たのですがこの作品の参が見れなくて…どうしたら見れますかね…? (5月28日 0時) (レス) id: 99bef8e01a (このIDを非表示/違反報告)
Negro - 五拾漆の下らへんの部下の字が部活になっとるぞ!? (2020年5月8日 16時) (レス) id: 16e8b32db3 (このIDを非表示/違反報告)
mayumi(プロフ) - 五月雨雫さん» はい、ありがとうございます!すみません!五月雨雫さんの作品なのに・・・。 (2020年1月12日 13時) (レス) id: 58f715f8f9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月22日 22時