丗玖 ページ42
不死川「お前ェ犬飼ってたんか?」
『あ、その子と僕の肩にいる所にこの子ヤマに捨てられてた所を昨日僕が見付けたんです。』
不死川「そうかィ」
不死川さんは嫌な顔一つしないで、寧ろおはぎ食べてる時みたいな可愛いゆるっゆるの表情でルーナを抱き上げた。
『犬、好きなんですか?』
不死川「……だったら悪ィか?」
『いえいえ、その子がルーナでメスです。こっちの子がソールでオスです。』
そう言うと「ルーナかァ」って言いながら頭を撫でてる。
成程、ルーナは男好きなのかな?
不死川さん傷あるけど凄い顔良いからね。(つまりイケメン)
あ、て事はさっきルーナばっか構ってたからソールが嫉妬したのかな?
そう思いながらソールに目をやると首を傾げながら「ナーン」と鳴いた。
持って来てくれたお萩をお皿に出し、お茶を入れる。
不死川「ありがとよォ」
『ルーナはすっかり懐きましたね。』
不死川「なァ此奴貰っていいか?」
『ダメです。』
不死川「可愛いから。良いだろ?」
『僕の家族です!』
不死川「わァったよ。けど偶に此処来るからな?」
『それはどうぞご自由に。』
不死川「つーか、ソールだっけ?その猫ずっとお前の肩にいんだな。」
『んー、まぁお気に入り何だと思います。』
ソールを不死川さんに抱っこさせようと膝に置いてみるものの
ソール「シャァァァ!」
不死川「うわっ!」
『ちょ、ソール?!』
ソールがいきなり不死川さんに引っ描こうとしたので慌てて離す。
『すみません。大丈夫ですか?』
ソールはすっかり僕の肩に戻っている。
不死川「ん?あぁ別に」
とは言うけど指先が少し切れてる。
『取り敢えず絆創膏貼っておきますね。』
そう言って不死川さんの指に少し触れた。
ソール「ゥゥゥゥッシャァッ!」
ソールは僕の肩で不死川さんに向かって威嚇する。
『ソール、どうした?落ち着け』
ソール「にゃァァァァァ!」
『よしよし』なでなで
ソール「ナーン」
『嫉妬か。』
不死川「はぁ?」
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廣岡唯 - あ…死ぬこの作品が神だ (11月15日 9時) (レス) @page39 id: 4e6dbece94 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しぬわこの作品が神すぎるっ! (2022年3月9日 16時) (レス) id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
わね - あ”しむは (2022年3月9日 16時) (レス) @page26 id: 52c0e09012 (このIDを非表示/違反報告)
包帯無駄遣い装置 - いいですねそれ! (2020年9月28日 20時) (レス) id: 206c89cdd5 (このIDを非表示/違反報告)
胡蝶 恵 - 富岡の指定をしてる人たち!公式では、富岡でも冨岡でも…どっちでもいいと書いてありましたよ! (2020年6月19日 6時) (レス) id: af2cedb42a (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:五月雨雫 | 作成日時:2019年11月1日 22時