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190話「メインゲーム2−5」 ページ44

Q「カンナは...最初の方はずっとソウの部屋にこもっていたぜよ。」


ア「木津池神奈は基本的に3人行動だった...。
行動を証明できるのはヒヨリソウと星宮叶だけだ。」


ソ「そうだね、カンナは足手まといだったよ。邪魔だったなぁ。
使えない助手を持って...ボク達もうんざりしてたんだ。
ねえ、A?」


『......。』


分からない...。


カンナの役職が分からないから...シンさんの問い掛けに対して上手く返す事が出来ない。


シンさんみたいに...カンナが身代を持っていると予想するだけの自信がない...。


カ「ジャ...マ......?」


それに...カンナが本当に身代だったならば、どれだけカンナ本人が弁明したって自分へと投票して、決選投票へと進むだろう。


サ「カンナ!言われたままでいいのか?」


カ「それは...。」


サ「怒ったっていいんだ!
心で思ったこと...そのまま口に出すんだ!」


カ「カンナは...カンナは...!!
ジャマなんじゃありません!!
ソウさんはハッキングできるからって意地悪を言いますが...一番最初にハッキングしたのは...カンナじゃないですか!!」


カンナの叫びが会場に響く。


何を持ってハッキングと定義するのか分からないけれど、パソコンのパスワードを導き出すきっかけを与えた点では...ハッキングなのだろう。


Q「ちょ、ちょっと待っっちゃ!!どういう意味ぜよ!?」


カ「ええと...そ...その...。」


ソ「...やれやれ、言葉足らずだな。」


ア「...もう少し詳しく話すんだ。できるな。」


カ「は...はい...。
カンナは...ソウさんがハッキングするよりももっと前からハッキングしたんです...!」


ケ「えーと...そのハッキングの内容って...?」


カ「パスワードを解除したんです...。
人の物を勝手に...それってハッキングって言うんですよね...。
それに、昨日からソウさんは悩んでました。
パスワードがわからない!...って。
ふとソウさんの両手を見るとこんな環境の中でもきれいに洗ってて清潔にしてるんだと思って...。
その時、ひらめいたんです。
パスワード...押したアトがあるかもって...。
指の汚れが残っていたおかげでパスワードがわかったんです。」


カンナは丁寧に昨日の出来事を話した。
サラちゃんにはヒミツにしていた事まで...。


ナ「あの...もしかしてカンナちゃんは...
パソコンを使ってハッキングしたんじゃなくて...パソコンそのもののパスワードを解いたってことですか?」


カ「...はい。」

191話「メインゲーム2−6」→←189話「メインゲーム2−4」



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伊豆花織(プロフ) - きてる©さん» 一気見ありがとうございます!!コメントまで嬉しいです!ここからも面白い話を更新出来るように頑張ります! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
きてる©(プロフ) - めちゃくちゃ好きです…!一気読みしてしまいました…💦更新頑張って下さい!楽しみにしてます! (2021年9月28日 22時) (レス) id: 6a4605f739 (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - 望さん» 愛の告白…!!嬉しいです!期待の言葉ほど嬉しいものはありません!これからもバンバン投下していきますので心臓にはお気を付け下さい! (2021年9月20日 23時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)
(プロフ) - ホントに………好きです。愛してます。これからの展開が楽しみすぎて………ちょっと心臓が持たないです… (2021年9月20日 22時) (レス) id: 3d0f44108d (このIDを非表示/違反報告)
伊豆花織(プロフ) - あいすくりぃむとちょこれぃとさん» 見てくれた上にコメントまで…!ありがとうございます!“ソウさん”との関係は今後も書いていく予定なのでご期待下さい! (2021年9月20日 18時) (レス) id: 32bef120c2 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:伊豆花織 | 作成日時:2021年9月9日 20時

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