肆拾伍話 ページ7
.
「それじゃあ、我妻君?でしたっけ、私達は行きますんで、来れたら来て下さいね」
「俺としては心細いので来て欲しいけどな!」
スタスタと森の中を進んでいく。彼方此方、蜘蛛の巣だらけ。異常な量だ
我先にと前を歩く
「これは完全に蜘蛛に関係する鬼じゃないか君」
「まぁその可能性が高いですね」
「チッ、蜘蛛の巣だらけじゃねーか!!邪魔くせぇ!!」
「そうだな…」
「伊之助、泉、樹」
「何の用だ!!」
「ありがとう、三人が一緒に来ると言ってくれて心強かった。山の中からきた捩れたような……禍々しい匂いに俺は少し体が竦んだんだ」
「ありがとう」
「…いい奴だなぁ!炭治郎、君は!!」
「礼を言うも何も、これが我々の仕事な訳ですし、脅えている暇はありませんしね」
「君は冷めてるな…」
「いいや、本当にありがとう」
和やかな雰囲気が流れる。緊張に満ちた雰囲気が一変する。四人全員が肩に入れていた力を少し落とす様な感じだ
「…あ、人がいるぞ」
樹が視線を向ける方向を向けば、其処にはしゃがみこむ隊員が一人いた
.
318人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「鬼滅の刃」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リラ - すみません、一の設定のボブカットの部分ですが、モブカットになっていますよ。 (2019年12月31日 23時) (レス) id: 30bef72d2f (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - リサさん» それと壱話からお読み頂き有難う御座います!! (2019年7月14日 18時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
ヨルニウタウ(プロフ) - リサさん» わぁ、本当ですか?教えてくださり有難う御座います。検討してみます (2019年7月14日 18時) (レス) id: f4141d9563 (このIDを非表示/違反報告)
リサ - 壱話から読みました!ネタバレになってしまうんですけど月の呼吸は原作で出ているので変えた方がいいかと、、 (2019年7月14日 18時) (レス) id: 84e4338bbf (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:ヨルニウタウ | 作成日時:2019年7月14日 15時