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長かった体育祭も終わりが近づいてくる。
｢みんな頑張って！勝ってきてね｣
｢大将の俺に任せとけ！｣
｢でも湧1番ちっさいからな〜(笑)｣
｢おい深田！｣
｢うそうそ(笑)｣
大将のわくに続けてふかだと檜山くんがポジションについて始まった騎馬戦。
結果は相手の大将の帽子を取って緑ブロックの勝利。
そのあともどんどん勝ち続けて決勝。
ふかだの土台が倒れたりわくの帽子が取られそうになったり色々とトラブルはあったけど無事に勝つことが出来た。
｢お疲れ〜｣
体育祭後の打ち上げには過半数が参加して緑ブロックの完全優勝を祝った。
｢Aちゃん｣
｢檜山くん？｣
｢ちょっと外行かない？話したいことあって｣
｢今？あーうん、いいよ｣
｢じゃあ行こ｣
隣に座ってるふかだに一言伝えて檜山くんの後を追う。
｢どうしたの？｣
｢あのさ｣
｢うん？｣
｢俺、Aちゃんのこと好きなんだよね。返事とかそういうの求めてるわけじゃなくて伝えたかっただけなんだけど、｣
｢、うん｣
｢いや、でもやっぱ返事欲しいかも、｣
｢え？｣
｢改めて言うわ。Aちゃんが好きです。俺と付き合ってください。｣
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作者名：r | 作成日時：2023年3月24日 2時
