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智side
今日は翔ちゃんと一緒に飯。
…っていうよりも話し合い、かな。
Aの担当を外れたいと言われた時と立場はまるで逆転。
翔「出張中になんか気になったの?」
智「まあ、あっちは日本より全然発展してるからね。」
翔「そりゃそうだろうね。」
お酒を飲みながら軽くだけど今後のことをついてを考えてみる。
翔「他の人の意見もあるだろうから簡単に結論は出せないけどみんなが納得出来るように俺も考えてみる。」
智「うん、ごめん…」
翔「じゃなくて?」
智「…ありがとう。」
翔ちゃんはニコッと笑って残っていたビールを飲み干した。
俺なんかより全然大人で頼りがいがある。
翔「あ、そういやこの前のAのこと詳しく聞いてなかった。どうだった?上手く行きそう?」
智「混雑してなきゃ電車は大丈夫。最初は躊躇ってたけどね。あとはAの気持ち次第かな。」
全てが決まる前にAが退院できたらいいけど…
そんな都合よく行くわけないか。
翔「最近はかなり安定してるもんね。でも注意深く見ておかないとまた何か起こるかもしれないね。」
やらなきゃいけないことはまだまだたくさん残ってる。
今後、増えてしまうかもしれないし。
だけどその足を止めてはいけないから。
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ルルモ(プロフ) - 移行おめでとうございます!こっそり楽しく読ませていただいております。 (2019年4月15日 19時) (レス) id: f5d7b6f301 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:蒼紗仁真 | 作成日時:2019年4月13日 15時