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■017 ページ17
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『 今日はなにから何まで、ありがとうございます 』
｢ こちらこそ、楽しかった。ありがとう ｣
焼き鳥屋を出て駅に向かう
もう終わりか、楽しかったな
…帰りたくないなぁ
｢ Aちゃん、そんなこと男の前で言っちゃアカンよ ｣
『 …私、声出てました？ 』
｢ ばっちり、出てました ｣
『 あ、忘れてください！！迷惑だろうし 』
｢ 好きな人にそんなこと言われて、迷惑だと思う男なんておらへんよ！ ｣
優しいな…正門先輩
『ん？ …好きな人…？』
｢ Aちゃん、俺、Aちゃんのこと好きやった
せやから、付き合ってください ｣
『 こんな私で、よければお願いします。 』
こんな、幸せな日があっていいものかと思った
『 あれ、正門先輩お酒飲みすぎて顔赤くなってませんか？ 』
｢ ちゃうよ、そんな飲んでへん！Aちゃんさえ良ければ俺ん家で飲み直しませんか？ ｣
『 はい！ 』
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作者名：夢虹 | 作成日時：2020年5月19日 4時
