22、厨 ページ24
乱｢でも！許す代わりに、今度Aさんを可愛くしちゃうからね！｣
｢...楽しみにしてるね。｣
乱くんならすごく可愛くしてくれそうだな...。
と思いながら乱くんの頭を撫でながら歩いていると厨に着いた。
厨の中に入ってみると誰もいなかった。
｢...ここが厨だよ。ここではね、みんなの料理を作る所なんだ。｣
乱｢そうなんだね！Aさんは料理を作れるの？｣
突然の問に私は考える。
うーん...私も、今日顕現されたからなぁ...。
｢...見てただけだから、作れるかは分からないかな。｣
...うん。...嘘は、ついてないよ？
本当に(実態がない時に)見ていたからね。
私がそう考えていると乱くんは｢じゃあさ！｣と私の手をぎゅっと握りながら言葉を続けた。
乱｢今から作って見ようよ！｣
＿＿＿＿＿首をこてんと傾げながら言った。
｢...上手じゃないよ？｣
乱｢うん！でも、何事にも挑戦することか大切だと思うんだよね！｣
っと言うことで、作ってみよう！
そう言いながら乱くんは私の手を引く。
私は嫌なので体に力を入れて対抗をするが、それが意味ないよ。とでも言うように軽々と乱くんは私を引っ張る。
...短刀なのに...つ、強い...！
やっぱり性別のせいかな...と諦めながら乱くんに引っ張られた。
乱｢よし！じゃあ作ろっか！｣
｢...乱くん、何を作るの？｣
私が乱くんに聞くと、よくぞ聞いてくれた！みたいな感じで乱くんは言葉を発した。
乱｢今日は、サンドイッチを作ります！｣
私はサンドイッチって？と思っていると乱くんはレシピ本を持ってきた。
ここに乗っているのがサンドイッチだよ！と乱くんが指さす写真を見ると...なんだろう。何かに具が挟まっている写真があった。
｢...これが『さんどいっち』なんだね。｣
乱｢そうみたいだね。これなら簡単そうだよ！｣
｢そうだね。何かに具を挟むだけみたいだね。｣
乱｢パンにハムやレタスに卵などを挟むんだって！｣
パン...ハム...レタス...？
...聞きなれない単語が沢山出てきて、混乱しそう...。
と私が唸っていると乱くんは冷蔵庫の中を見て｢うん！これなら作れそうだよ！｣と笑顔でこちらを向いて言ってきた。
｢...それなら良かった。じゃあ作ろう。｣
私の頭の中の処理が終わり、乱くんにそう言うと元気に返事をしてくれた。
とりあえず、頑張ってみよう...。
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みほ(プロフ) - 有愛さん» そうです！顕現という言葉が出てこなくて現像と表示していました...。MVPも同じ理由です...。修正しますね。指摘ありがとうございました！更新頑張りますね！ (2018年9月21日 20時) (
レス) id: b0af25d81b (このIDを非表示/違反報告)
有愛 - 現象は、顕現…の事でしょうか？MVPとは、誉の事…ですよね？続きが気になります、更新楽しみにしてます。 (2018年9月21日 18時) (レス) id: ad2c57ea43 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：みほ | 作成日時：2018年9月15日 10時
