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FIGHT 4 ページ4

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JK「バナナキックでしょー」

JM「ジョングガ買いすぎ笑」

JK「えー、」


高校から少し離れた小さなコンビニ。

1番近くて此処って立地悪すぎるだろあの高校。


JM「飲み物も買ってくか」

JK「そうですね。喉乾きました」


クシャッと笑いながらこっちを見るジョングガ。

なんて可愛いんだ。←


JK「あ、俺ちょっとトイレ行ってきます」

JM「じゃあ払っとくよ」

JK「はーい」


大量にお菓子やら飲み物やらが入ったカゴを持って

すっからかんのレジに進む。

ここあんま人入らないのかな。

俺の高校とか居そうだけど。


レジにも店員がいなかったもんで、

控えめに「すみませーん」と呼んでみる。

そうすると、

焦ったように裏から出てきた店員さん。


貴「いらっしゃいませっ、すみません」

JM「あ、大丈夫で、」


急いで来たため崩れかけた前髪を直す店員さん。

パッと目があった瞬間、

世界はスローモーションになった。


小さな顔。つぶらな瞳。

形の綺麗な唇。高い鼻。


貴「あの、」

JM「あ、」

貴「何か付いていますでしょうか?」

JM「あ、いえ、」


彼女の声で我に返った。

心臓が痛い。

どうした。どうしたパクジミン。


貴「1,856円になります」

JM「2,000円で」

貴「はい、お預かりしますね」


彼女から目が離せない。

ああ、これって。


貴「144円のお返しになります」


一目惚れというやつだ。


JM「…あ、りがとうございます」


あぁジョングガ早く戻ってこい。

早くこの空間を壊してくれ。

心臓がもたないみたいだから。


いややっぱり来なくても、、

あぁでもそしたら俺の心臓が、、。


JK「すみません、遅くなりました」

JM「ううん、全然平気」

JK「じゃっ、行きましょー」


俺の手から袋を奪いコンビニを出て行くジョングガ。

俺は何となく出たくないような気がして。

でも出なかったら変なやつだから、

いつもよりゆっくり歩いて出て行く。


後ろから「ありがとうございました」と聞こえたので

ちょっと体がビクついた。


JK「ジミニヒョン?どうしました?」

JM「いや、別に」


外に出てジョングガの元へ駆け足で行く。

怪しまれないように、細心の注意をしながら。


JK「変なのヒョン」


頭を傾げながら歩き始めたジョングガは、

あまり気にはならなかったみたいだ。


JK「あ!あの女の子に一目惚れしたとか!?」

JM「だあぁつ!」


なんで時間差でバレるんだよっ!


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設定タグ:BTS , ジミン , JIMIN   
作品ジャンル:恋愛
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刹那(プロフ) - hさん» きゃああぁ!ありがとうございますぅぅ!好きぃぃ! (2020年3月19日 22時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
h(プロフ) - あぁぁあ面白い好きぃぃいい! (2020年3月15日 8時) (レス) id: 9473de3ca6 (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - まさきさん» こちらこそ遅くなってすみません! (2020年3月6日 7時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)
まさき(プロフ) - 更新ありがとうございます! (2020年3月5日 23時) (レス) id: 870f22a38b (このIDを非表示/違反報告)
刹那(プロフ) - レイコさん» 返信遅くなって申し訳ありません!ありがとうございます! (2020年2月21日 14時) (レス) id: 7c1d559c3c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:刹那 | 作成日時:2020年1月18日 11時

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