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FIGHT １６ページ16

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JM「ジョングガー帰るぞー」

JK「ちょ、待ってくださいよっ」

V「やっと俺も補習から解放！」

グッと力強く伸びをしながら歩く２人を追いかける。

テヒョイヒョンもやっとこさ補習が終わって、

いつも通りの３人に戻った。

V「それでそれでっ。今日コンビニ寄るのっ？」

JM「寄りません」

V.JK「「何で！！」」

JM「シフト入ってないらしいので」

俺もAちゃん見たい～！と駄々を捏ねるヒョン。

補習になった自分が悪いんだろとも思うけど、

補習になってくれたから会えたのかも？という感覚。

ジミニヒョンも、

『転がされてる気がする！』と叫んでたけど

それでもゾッコンなんだから凄いものだ。

V「やっぱり凄い美少女？」

JM「うん、可愛い」

V「えー、でもジミナの可愛いはレベルがなぁ」

JM「んだと！！世界一可愛いわ！！！」

ゲシッと尻を蹴られて慄くテヒョイヒョン。

まぁ俺はジミニヒョンのタイプは知らないけど、

Aさんは結構な美少女だと思う。

でも、誰かに似ている気がするのは俺だけ？

V「あー俺も恋したーい！と思ったら、オー！？
目の前に超絶可愛い子発見！！」

手を双眼鏡のようにして前を見るヒョン。

はぁ。と呆れながらジミニヒョンも見るけど、

え、目ん玉飛び出してね？

JM「Aちゃん！？！？」

おーおー、ちょっと目ん玉しまいましょうよ。

Aさんもびっくりしちゃ、

Aさん！？！？←

校門から結構離れた道。

南女子校の制服の生徒がこちらを見ている。

ピンッとコチラに気付いて、

パタパタと控えめに走って来た。

貴「はぁっ、はぁっ、ジミン君だっ」

JM「ジミン君ですっ」

テンパリ度凄いですよヒョン。

肩上がってるし顔真っ赤だし直立体制だし。

貴「はぁっ、えと、お友達？だよね？」

JM「うんっ、そう！そう！友達！」

V「学校１ハンサムのテヒョンです。
どーぞ俺の名前と顔を覚えて、出来たら恋に発展し」

JK「ジョングクです」

おいこら。とテヒョイヒョンに背中を叩かれるが、

待て待て待て、ここはジミニヒョンが主人公だ。

JM「どうしてここに？バイト無いよね？」

貴「あっ、えと、」

寒くて紅くなっているのか、

走って来たせいで紅くなっているのか、

はたまたジミニヒョンのせいで紅くなっているのか。

JK「あ、俺学校に忘れ物した」

V「え、ちょ、あの、ジョングガ？」

JK「ほら戻りますよテヒョイヒョン」

ここは空気読まないと。

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