34.角名の恋心 ページ35
角名side
稲荷崎での夏合宿
自主練終わりのある時
治「腹減ったな〜」
銀「俺も腹ペコや!食堂行こ!」
角「うん。侑、しょげてないで行くよ」
侑「しょ!しょげてなんかあらへんし!」
銀「嘘つきぃ、お前東京合宿のAが稲荷部屋来た時からおかしいやん」
治「あれやろ、Aを布団に引き摺り込んだ挙句、拒否られたやつ」
侑「っっ!!喧しいわ!!」
角「にしても、こんなに避けられててよくまだ好きだよね」
侑「そらな!お前だって好きやろ!まだ、俺の足元にも及ばんけどな!」
角「それは、どうかな?」
侑「は?」
角「俺の方が優位だよ」
侑「どういうことや、説明せぇ」
角「夏休み最後の、夏祭り。あれ誘った」
侑/治/銀「「「はっ!?!?」」」
治「俺らは!?」
角「誘う訳ないでしょ。俺とAの二人でって誘ったんだから」
侑「うわあぁぁぁぁぁあああ!!!!!
出遅れたぁぁぁぁぁあ!!!!!」
治「うっさいわ」
侑「俺、夏祭り誘ってこの気まずい雰囲気から脱出しようと思っとったんにぃぃ!!」
角「まぁ、そういうことだから。侑は夏祭り来てもAと俺に会わないようにしてねー」ニヤッ
侑「だぁぁぁぁぁぁぁぁあああ!!!!」
そう叫びながら侑は食堂は走って行った。
こうやって、事前に侑に話せばアイツはきっと祭りに来るだろう。
そして、Aには浴衣で来るように言っている。
浴衣のAが俺の隣で楽しそうに笑うんだ。
それを侑は見ていられなくて、きっと逃げ出す。
そのあと俺は、Aに告白する。
でも、
きっと、
いや、
絶対に、
俺は、
.
振られる
.
だから、最後くらい楽しませてくれ。
そのあとはAに頼んで、お互い友達として、
過ごす。
.
あとは、お前次第だよ。
.
.
.
.
.
侑
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Ut(プロフ) - 面白いです!いつも見てます。オチは角名がいいです! (2020年9月27日 18時) (レス) id: b32c4e10d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年4月29日 23時