3.明るいクラス ページ4
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『あ、侑』
学級委員を任されている私は、先生に提出しなければいけないものがあるのでクラスの人たちから回収をしている。
侑で最後だ。
侑「おー?なにー?」
『この、プリント提出して、』
侑「えっ!?なんやそのプリント!?」
『こないだ先生が配った、授業アンケートだよ』
侑「あっ!それか!多分カバン中ある!
ちょっと待ってな!」
そう言って、侑はカバンをゴソゴソと漁る。
侑と、喧嘩別れとはいえ、今じゃクラスで一番話す中だ。同じクラスになってすぐは、ちょっとギクシャクしてたけど、3ヶ月も経てば開き直るものだ。
でも、恋愛系の話は話さない。お互いにタブーな話なのは分かっている。
侑「あった!これやろ!」
『そうそう!って、グッシャグシャやん!笑』
侑の手にはグシャグシャのプリントがあった。
侑「でも、記入しとるし、大丈夫やろ!」
『まあね。じゃ、また後で』
侑「ちょいちょい!待ち!
プリント持つで!てか、ノート持つ!
後ろのロッカーの上に置いてるノートも提出やろ」
『あ、そうやった。』
侑「忘れてたんかい!」
と突っ込まれた。
クラスメイト「M夫婦!イチャイチャすんなって!笑」
クラスメイト「イチャイチャより、漫才じゃね?笑」
M夫婦とは、私の百瀬のMと宮のMが由来。私と侑はよく話してるので、いつの間にか夫婦になってた。
侑「ちゃうわ!!俺らは友達や友達!」
………友達
『せや!私らは仲良いだけの友達や!』
心がモヤモヤする中、侑と同じように反論した。
クラスの人たちはシンクロなど言って、冷やかしていたが、まあ、いつものことだ。
私たちのクラスは他クラスと比べ比較的穏やかで、私が侑と話してたりしても女子からの痛い視線もないし、みんなで笑い合える、楽しいクラス。
侑、私、銀がクラスのムードメーカーだ。
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銀島結
百瀬が侑の事を好きなのを知ってる
↑百瀬が相談した。
侑が百瀬の事を好きなのは知らない
百瀬と、侑が付き合ってたのは知らない
原作通り
銀「」
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Ut(プロフ) - 面白いです!いつも見てます。オチは角名がいいです! (2020年9月27日 18時) (レス) id: b32c4e10d7 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ちーーべすな | 作成日時:2020年4月29日 23時