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side*大貴









診察室に入ると、山田の様子を見た看護師さんはすぐにベッドで横になるよう言ってくれた。




『いつからこんな感じなの?』


大貴「えっと…」




主治医の先生に質問されながら、知っていることを話した。


毎日一緒に生活していたわけじゃないから、いつからこんな状態なのかとか、ご飯は食べれていたのかとか、分からないことが多くて。


そんな俺の様子を見兼ねたのか、先生はベッドに横になり目を閉じる山田の肩を叩いた。


視診したり聴診したりと慣れた手つきでテキパキと診察していくが、


触られている本人は嫌がる様子もなくただ苦しそうに息をしていた。




『点滴してあげて。あと、SpO2が低いから拡張剤もね』




山田の指につけた小さな機械は94の辺りを行き来しているけど、


それが何を意味しているのかは分からなかった。


…もしかして、




『インフルエンザかもしれないからね。検査するよ』


大貴「わかりました…」




……うわぁ、あの綿棒のやつか。




『咳がちょっと酷いな……心配だから肺炎の検査もしておきましょうか』


大貴「あ、お願いします」




そんな会話を先生と淡々と交わしていると、看護師さんが戻ってきた。




『ちょっとチクッとしますね〜』




だらんと投げ出された山田の腕はまくられ、消毒される。


冷たい消毒液にピクっとして目を開けた山田は、ぼーっと自分の腕を見たあと、急に震えだした。




涼介「ぁっ……っ」


大貴「山田?」




カタカタと体を揺らす山田の目線には、点滴の針。


あ、……尖っているから……?


普段は生活に支障をきたすほど症状はないものの、


高熱の影響か、過敏になっているのかもしれないな…。

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ゆりあ(プロフ) - ももたさん» リクエストありがとうございます。今回は質問箱で募集していたのですが........インフルのお話はすでに頂いているものがあるので、そちらと繋げさせていただきます.......! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - だぁゆ ぅさん» 把握です!応援ありがとうございます! (2019年9月16日 22時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)
ももた(プロフ) - リクエストです。山田くんが高熱を出して、大ちゃんが病院に連れていきインフルの検査をして結果、インフルだったというのでお願いします。ちなみに!山田くんは病院が嫌いという設定で出来ますか? (2019年9月7日 23時) (レス) id: 2f4d81a89f (このIDを非表示/違反報告)
だぁゆ ぅ(プロフ) - ゆりあさん» 元はなりんかです! ありやまっていいですよね() いえいえ!これからも頑張ってください! (2019年9月7日 17時) (レス) id: 487b9b0d9a (このIDを非表示/違反報告)
ゆりあ(プロフ) - はなりんかさん» 良かったです笑 思いっきりありやまさせます!!!← ありがとうございます! (2019年8月24日 10時) (レス) id: 551d67bbc3 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ゆりあ | 作成日時:2018年7月21日 20時

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