ペア、チェンジで ページ42
賛成派の意見は「このくらい大丈夫」と、足手まとい一人くらいいけるだろうという意見だ。
反対派の意見は「命の保証ができない」と、慎重でごもっともな意見だ。
(俺は大丈夫だと思うけどなぁー)
何をするのかも誰が相手なのかも分からないが、何となく大丈夫な気がする。
理由も確証もないけど。
一人で意見が固まっていく中、トントンさんが言い合いをする二人(g,u)に声をかけた。
「取り敢えず任務の説明くらいして、どうぞ」
主役が置いてけぼりやで、とトントンさんは呆れたように言う。
すると、二人は「確かに」とでも言うように、再び顔を見合わせた。
それから、特に示し合わせることも無く、グルッペンさんが口を開く。
「ゴホン。ターゲットは日本人に扮装した女性隊士だ。…お前は恐らく昨日会っていただろう」
昨日会った女性隊士と言えば、あの地雷を踏み抜いていった人くらいだが……。
「え"っ…あの人かよ！？」
そんな反応だとは思いもしなかったのだろう、大先生は面白げに野次を飛ばす。
「なになに？マーク済みなん？」
「違いますっ！！」
断じてマーク済みなんてもんじゃない。
あの時は、不満のはけ口にさせられただけだ。
ああいう女性は、そういう所で……。
(って…いかんいかん…妄想が…)
パタパタとイメージ像を払って、思考を切り替える。
「でも、あんな人どうやって誘き出すんですか？俺なんの知識もないですよ」
「心配ない。大先生がサポートしてくれるｿﾞ！」
「え？僕が？…えぇー……」
大先生は心底嫌そうな顔をして、考え込む。
(やりたくないんかいッ！)
その気持ちを代弁するかのように、トントンさんが叫ぶ。
「やらんのかい！」
「いやっそれとこれとは別問題やん！」
「一体何が違うんですかねぇ…」
「ガバられへん」
「一人やとガバってええと思ってらっしゃる？はぇー…！」
「ペアがお前らやったらどうでもええねん」
「なんてこと言うんやお前…」
大先生は切り替えて、「やってもええけど…」と俺に向き直る。
「Aくん、一肌脱いでもらうで」
「…何するんですか？」
そう聞くと、答えずらそうに、はたまた、ある種楽しそうに、言い放つ。
「女装」
「………………………なんて？」
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Lento(プロフ) - 南無南無さん» ひぇ…！ありがとうございます……！まだまだ続きますので、お楽しみ下さい♪(カメ) (2020年3月5日 12時) (
レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
南無南無(プロフ) - めっちゃおもろいやんけぇ…！もっと早くに知っていたら…くそう！無念！！ (2020年2月25日 22時) (レス) id: e2dd911ff4 (このIDを非表示/違反報告)
Lento(プロフ) - 琴律さん» 全然大丈夫ですよw！めちゃめちゃ応援ありがとうございます！続きもよろしくお願いします♪(カメ) (2020年2月10日 19時) (レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
琴律(プロフ) - すみません！！ほんまにすみません！！間違って低評価してしまいました！！！ほんまにすみません！！そんなこと一ミリも思っておりません！！応援してます！！もうめっちゃおu(( (2020年2月10日 18時) (レス) id: b4e402c9aa (このIDを非表示/違反報告)
Lento(プロフ) - 抹茶さん» コメント、応援ありがとうございます！続きもお楽しみください(≧∇≦)♪(カメ) (2020年2月10日 18時) (レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lento & こい x他1人 | 作成日時：2019年11月4日 21時
