超逃げてー！ ページ19
ダラダラと続いた会議は自然と終わり、満腹感に酔いしれながらそれぞれ持ち場へ戻って行った。
「…あれ？」
どうもどうも、いえいえ、なんて雑な応対をしていたら、誰も居なくなってしまった。
(ま、丁度いいし周りでも見てこようかな)
現状、不安は『未知』から生まれている。
少しでもここの事を知れば、不安もなくなるだろう。
…なんて、俺は浮かれていた。あんなコトが、起こったあとなのに。
基地の中には、至る所に警備兵が立っている。
俺の見た目が目立つせいか、その全員にひと目見られては、こそこそと耳打ちされる。
(なんか…居心地悪いっ！)
俺はこそこそと身を隠すように基地を出た。
外はサンサンと太陽が照っていた。夏だし、それもそうか。
改めて外から眺めてみると、学校の何十倍もあるんじゃないかと思わせる大きさだ。
地図でもないと覚えられないと思うんですが…。
それはともかく、広さといえば、東京ドームって広さどれくらいだっけ。
「ーーーー、ーーーーー？」
うーん…知らないけど十個分くらい…それ以上あるだろ！
「…ーーー、ーーーー？」
我々国にもカラスとかスズメとかっているのかなぁ。
「ーーーッ！！ーー、ーーーッ！！！」
「わぁぁッ！？ギャーッ！？アアアッ！？」
突発的に発せられた大声と、鼓膜を突き破るような銃声。
威嚇射撃だったようで、体のどこにもヤバそうな穴はあいていない。と思う。
バクバクと心臓の音がうるさくて、揺れ動く感覚が伝わってくる。
今世紀最大の勢いで後ろを振り向くと、知らない大男が立っていた。
…積みゲーかな！？だったら最終ステージだな！！？
体は自然と走りだしていた。
「なにあの人！？エェッ！？なにあの人ォ！？！誰ぇぇ！！」
「ーーーーッ！！」
大男は怒号とともに、とんでもないスピードで追いかけてくる。
「死ぬ死ぬ死ぬうぅうアアアッ助けてぇぇええ！！」
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Lento(プロフ) - 南無南無さん» ひぇ…！ありがとうございます……！まだまだ続きますので、お楽しみ下さい♪(カメ) (2020年3月5日 12時) (
レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
南無南無(プロフ) - めっちゃおもろいやんけぇ…！もっと早くに知っていたら…くそう！無念！！ (2020年2月25日 22時) (レス) id: e2dd911ff4 (このIDを非表示/違反報告)
Lento(プロフ) - 琴律さん» 全然大丈夫ですよw！めちゃめちゃ応援ありがとうございます！続きもよろしくお願いします♪(カメ) (2020年2月10日 19時) (レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
琴律(プロフ) - すみません！！ほんまにすみません！！間違って低評価してしまいました！！！ほんまにすみません！！そんなこと一ミリも思っておりません！！応援してます！！もうめっちゃおu(( (2020年2月10日 18時) (レス) id: b4e402c9aa (このIDを非表示/違反報告)
Lento(プロフ) - 抹茶さん» コメント、応援ありがとうございます！続きもお楽しみください(≧∇≦)♪(カメ) (2020年2月10日 18時) (レス) id: 109e7882d5 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Lento & こい x他1人 | 作成日時：2019年11月4日 21時
