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arside
「っっ‼ヤッベ！！」
朝起きると時計は8時20分を指していた
完全に遅刻...
携帯を見ると彼女からの着信が3件も入ってて最後は先行くねってメッセージがあった
「かぁちゃん起こしてよ‼‼」
「何回も起こしたわよ‼」
全然記憶にない...
俺は急いで準備して家を出て、駅までダッシュ！
来た電車に飛び乗った
もう吐きそう....
学校に着いてクラスに入ると、古典の先生にどうどうと遅刻だなって怒られて席に着く。
いのちゃんの席を見ると普通に座って授業を受けてた。
良かったと思いながらその後ろ姿を見つめてしまう..!
昨日帰った後もずっと気になって、結局夜いのちゃんちに行ってみたんだ
「慧なら今日はお友達のお家に泊まるみたい」
「えっ...そうなんだ...」
「大ちゃん以外のお家に泊まるの珍しいわね」
誰だろう...
帰ってひかに聞いてみたけど違うって
中学の友達もだいたい知ってるけど、そこまで聞くのもおかしいし...
いのちゃんどうしちゃったんだろ
俺が何か傷つけること言ったのかな...
だったら何であんなこと...
柔らかかったし....
はっ‼
いのちゃんの後ろ姿を見てたら自然と指で自分の唇を触ってる事に気付き顔が熱くなる。
何やってんだ...
そもそもいのちゃんとチューしたのって初めてじゃないんだよな〜
小学生の時も何のタイミングか忘れたけど急にされて...
ファーストキスだったから何やってんだよ‼っ言ったら
そこに顔があったから♪とか言うから俺は山じゃねぇー‼笑 って怒ったっけ...
あの時は冗談ぽかったけど、昨日はすごく悲しそうな辛そうな顔してて...
夜もずっとその事考えてたら全然眠れなくて、もともと朝弱いから予定通り寝坊...
もう‼自分の中でグルグル考えてても仕方ない‼直接聞こう！
「大ちゃん？」
決心が固まったと思ったら今考えてた人の顔があった
「うぉわぁっっ‼い、いのちゃんおはよ」
いつの間に目の前に⁉
「あれっ...授業は⁇」
「終わったよ笑...あの.........ちょっとだけいい？」
急に現れた真剣な顔のいのちゃんを見て俺は言葉も発せず頷いた。
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作者名：みー
| 作成日時：2017年3月6日 20時
