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ymside
朝起きると隣にいのおちゃんの綺麗な寝顔が...
ずっと見てられる ずっと見てられる！
もう起きないといけないのに〜
昨日あんなに取り乱したいのおちゃんを見て、自分でもビックリするぐらい強引に告白してしまった...
いのおちゃんが日に日に元気がなくなってたのは気づいてたけど、こっちから言ってもきっと大丈夫って言うのは分かってたから...
とにかく何でもいいから元気出してほしいと思って、芸人まがいのこともやったりしたけど、あんまり意味なかったのかも...
もっと話を聞いてあげるべきだった。
あんなに泣いて...限界越えてたんだろうな...
「ん〜...やまだぁ」
「いのおちゃんおはよ♡」
「おはよ」
寝起きのトロンとした顔もかわいいなこのヤロー‼
ていのおちゃんを助けたいと思って付き合おうって言ったけどこれじゃほぼ俺得じゃん...
結局起きる時間に布団から出られず...
弁当作れずごめん！でもいのおちゃんのせいだからね汗
と思って準備して一緒に下に降りたらふんわり卵焼きの匂いがしてきた。
「全然起きてこないから〜夜も遅くまで起きてたんでしょ！
はいこれいのおくんのぶんね♡」
珍しく母さんが弁当を作ってくれていた
母さん神‼‼
「えっ！あっありがとうございます」
「朝食も適当に食べていってね〜」
そう言ってそのまま仕事に行ってしまった。
朝食を食べて家を出る。
「やまだいっつも弁当2人分作るのお母さんに何て言ってるの？」
「え〜何にも...いのおちゃんのだよって」
「変に思われない？」
「いのおちゃんにどれだけお世話になってるか母さんも知ってるから♪もっと豪華なおかずにしたら〜とか言ってくるよ」
「本当に俺の話してんだ笑」
あっ...
俺は熱くなっていく顔をパタパタと扇いで急いで話を変えた。
毎日通っているはずの道なのに、いのおちゃんと一緒に登校する通学路はキラキラと光り輝いて見えた。
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作者名：みー
| 作成日時：2017年3月6日 20時
