玉のストーカー 2 ページ22
玉side
まず宮田達はアニメイトに入っていった
中まで入ると流石にバレるからギリギリまで
中が少し見える
どうやら佐久間と宮田はなにか選んでるらしい
もちろん二人の前には沢山のラブライブグッズ
好きだもんね〜佐久間も宮田も
でも、俺だって宮田のために夜な夜なアニメについて勉強してるよ！
今はあれでしょ？あれ〜
ケモノはいるけどのけ者はいない
でしょ？
俺だって努力してるのにいつも佐久間佐久間って!!!
うるさいな！
宮田の彼女は俺、玉森裕太ですよ〜！
玉「あっやっば」
宮田と佐久間が何かを買って出口にやってくる
俺は慌てて人混みへ隠れた
宮「いやぁ〜買ったね〜」
佐「買いましたね〜」
宮「あ、次！あそこ行こ！」
って言って2人でどっかいちゃった
いやこんなこと考える前に追わなきゃ！
見失わないようにしっかり追う
ついた先はコスプレショップ
そしてまた外から見ようとしたけど
店内は死角も多いし入った
んんん？
宮田が何のためか分からないけど
幼稚園児のコスプレを持ちながら
なんか話してる
でも、あんまり聞こえない
宮「...でさ...着てほしんだよね…」
佐「...それすっごくいいですね！...喜んで！...」
え？
宮田は佐久間にあれを着てほしいの？
あれを着てやること...
考えたくないけど考えてしまう
玉「この浮気者」
気がついたら宮田と佐久間のいる通路に出てそう言ってしまった
宮「え？玉なんでここに？...あ、ちょっと!!!」
宮田が俺に気づいて慌てる
そりゃそうだよね
浮気現場見られたんだもん
玉「...っ」
だめだここにいたら泣いちゃう
そう思ってその店から逃げるように走った
とにかく帰ろう
いや、今帰ったらもっと寂しくなっちゃう
玉「もしもし？...？うん。今から家行くね」
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作者名：ふらわぁ | 作成日時：2018年2月24日 21時
