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そうしてるうちに、ホームルームが終わり、俺が教室を出ようとすると
N｢翔ちゃん｣
S｢ん？｣
“ちゃん”付けに慣れてしまった自分が怖い
N｢どこ行くの？｣
S｢どこって、職員室だけど｣
N｢ついてく｣
こわいこわい
S｢一人で行ける｣
N｢違う。俺が一緒にいたいの｣
S｢は？からかいすぎだから｣
なんで生徒にからかわれなきゃいけないんだ、しかも今日会ったばっかだし
N｢からかってなんかないよ。超真面目｣
S｢だったら教室にいろ。一限目始まるぞ｣
俺が睨みながらいうと
N｢ちっ、わかったよ。じゃあね、翔ちゃん｣
なんで舌打ちすんだよ
S｢ああ｣
軽く返事をし、引き止められた分の遅れを取り戻すように早く歩いた
その日はいつも以上に1日が長く感じた
放課後の職員室、今日の分の仕事を終えた時雅紀に声をかけられる
A｢翔ちゃん、この後ヒマ？｣
S｢ヒマだけど…｣
A｢ほんと！？じゃあご飯行こ！昨日のお礼！！｣
久しぶりに二人でゆっくり話すのもいいなと思ったし、なにより今日いろいろありすぎて誰かに聞いてもらいたいって思ったからOKした
S｢うん、いいよ｣
A｢まじ！？やったぁ！どこ行くどこ行く！？｣
S｢誘っといて決めてねぇのかよ 笑｣
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作者名：めい | 作成日時：2018年7月9日 17時
