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光くんは何も言わなくても車道側をさりげなく歩いてくれる。
光「Aちゃん?寒くないっ?」
もう桜の花びらも落ち、今は5月だ。
A「大丈夫!暖かいよ〜」
そうゆう1つ1つの小さな気遣いをしてくれる。
私は本当に幸せだ。行動から大切にしてもらえてる
ことがわかる。
光「あ、あのさーっ、俺の学校ね、学園祭が5月にあるの。それでねAちゃんに来て欲しいんだけど…ダメっ?」
ダメなわけがない。
A「行くっ。!!」
光「ほんと?当日バンドからさ見に来てよ!俺はねベース!メンバーは友達の薮と大ちゃんって子の3人なんだよ!また紹介するからっ!」
光くんはそう言って学園祭の事を楽しそうに話してくれた。
学園祭か……………。
私は光くんの通う大学がどこなのか知らなかった。
A「光くんってそういえばどこの大学?」
光「あー!桜田高校の近くにある私立!」
A「え、」
A「私の姉と同じとこだ…………」
光「えー!そうだったの!3つ上のお姉さんでしょ?ってことは1年生か!」
光「俺にも紹介してよ〜!」
私は正直嫌だった。
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作者名:りんごちゃん | 作成日時:2017年3月17日 13時