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A｢……ねっ、ねぇ待って光くんっ！｣
私は光くん目掛けて全力で走った。
光くんの足はさっきより早まった。
A｢待ってってば！｣
私はやっと追いつき、手を掴んだ。
光｢なんだよっ！｣
手をふりはらわれた。
光くんはあっ、とした顔をしたけど。
なにも言ってくれない。
A｢ねぇ、ごめん。私………｣
そう言いかけた時。
光｢ごめん…俺Aちゃんのことになったら余裕なくなっちゃうんだって…｣
そう言って優しく抱きしめてくれた。
私は光くんのことだけを考えていた。
……………………。
A｢みっ、みんな…周りの人見てるよ…｣
光｢見せつけてんのーっ。｣
A｢ばかっ(笑)｣
そう言って2人で笑った。
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作者名：りんごちゃん | 作成日時：2017年3月17日 13時
