恋を知るちぐはぐ 【ヒソカ】

Fortyseven …初夜…… ページ48

『……ん、んんっ…！』



やけにキスが長くて、離して、と身体を押せば
何だか少し赤い顔したヒソカ。



『どうしたの…？ 熱？』


「キミが可愛すぎて、ボクの息子が反応して」


『………』



そう言えば、ずっと前もこんな事があったような。
…仲直りして、ヒソカのアレが大きくなって。的な。



『……いい、よ』




「…………………………………え？」



いや長いわ。恥ずかしかったわ今の10秒。



『多分さ、私、ヒソカの事めちゃくちゃ我慢させてたんだよね

その……そういう事は、求められた事なかったけど


だけど、ヒソカともっと親密な関係になりたいし

私は変態じゃないけど、そういう事考えるし…


えっと、うんっ
とにかくそういう事だか、わっ！？』



突然腕を引かれて、きつく抱きしめられる。
当たるヒソカの大きな息子。…あ、待って、死亡フラグ。


これ突っ込まれたら死ぬわ、私の身体が。



「好き……A！ 好きだよ……！」


『う…っ、わ、私も、だけど…！』



改めて言われるとすごくすごく恥ずかしい。
……もうこれは、覚悟を決めるしかない。



「A…初めてかい？ するのは…」


『……まだ、18だし』


「……♡」


『ちょっと、本当にお手柔らかくね！？
出来れば本当に痛くないようにね！？』



本当に、あの行為をする前の会話だろうか。
全くもってムードの欠片もない広い一室。


…だけど、ベッドに寝かされて、見た事もない様なヒソカの大人の顔を見て

一瞬で、その空気に入った。



『……ふ、ぅんっ…、入った…？』


「あと半分…◆」


『あ、待って本当にでかすぎて死ぬ…ッ
やだ、あ、ああぁっ』


「デカイって……褒め言葉なんだよねぇ…♡
あぁ…そんなに力入れたら、痛いよ…」



予想以上に大きかったヒソカのそれは、痛くなかったけど気持ちよくもなかった。

だけど、動くヒソカの汗が落ちてきて、
真剣なヒソカの顔を見て…



『っっ〜〜〜ッッ……！！！』


「………いった？」



――………あぁ…………私も、相当変態だ。



「待って……ボクも…！！」


『……！？ あ、待って、今、私……！？』



気持ち良くなかったはずなのに。
早くなったヒソカの動きに、また何かが来た。



「……ッぐ……愛してる、A…」


『っっっ………！』



―………とまぁ、これが私の初夜。
これ以上濃密に書けば運営から苦情が来そうなので。

とにかく、思ったのは。






ヒソカのは、デカイ。それだけ。

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