俺は1年後。貴方を惚れさせます【呪術廻戦】【五条悟】

東雲先生とお呼びなさい ページ5

「おい。…お前」

「？私の事か？」

「そうに決まってんだろ」

「東雲か先生を入れろ」

「ハァ？？ダリィ」

「…要件は」

「…ん」


がさり。目の前には女なら知ってるほど高級ブランドの紙袋


「どうした？硝子にでも渡しとけばいいのか？」

「ハァ？？お前宛に決まってんだろ」

「…私に、か？」

「なんか文句あんのかよ…」


目の前でむくれる五条。

嫌われていると思ってたから、正直意外だ

いや、いい所のぼっちゃんだし、そこんとこ律儀なのか…？


「ふふっ、ありがとうな。」

「……おう。」

「開けてもいいか？」

「勝手にしろ」


綺麗な包装を開けると、出てきたのはシンプルなデザインのネックレス

中央に小さくハマっている青色の宝石

これって……







＿＿＿すげぇ高いよな。絶対


「五条…」

「あ？！その色についての文句は受け付け＿」

「これ、高くなかったか？先生払うぞ？」

「ハァ！？！！！ほんっとふざけんな！！黙って貰ってろよそこは！！」

「流石に生徒に五桁払わせる訳にはいかないだろ…」

「お前のそーゆーところ嫌いだわ！！！！」
(訳:好き)

「は、？」

「女は黙って受け取っとけ！」


そう言いながら、手に持っていたネックレスの入った箱をかっさらう五条

いや、行動と言動が噛み合って無さすぎないか、と思っていたら、顎でくいと後ろをさされた


…後ろを向けということか


「どうした、突然」

「お前不器用そうだからな。」

「付けてくれるのか。案外いい所あるんだな」

「案外は余計だ！！」


下ろしていた髪をあげられ、首元にひんやりとした心地の良い涼しさが触れた

何度かチェーンが首元で揺れる

…青色？なんでだ？


「ありがとうな。嬉しい」

「……ぜってぇ外すな」

「…五条の頼みなら聞いてやる。…が、代わりに年上にお前呼びは辞めろ。」

「わーったよ。東雲センセー」

「私はなんでもいいがな」

「オイテメェ！！！」


なぜか怒りながら去ってく五条

……なんで突然こんなプレゼントを渡してくるんだ？

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