秘密のデート 6 ページ42
そんなあの日のことをきれいな星空を見て思い出していた。
今私はとっても幸せ。
てつやとこうして一緒にいられること。
私の隣にてつやがいつもいてくれること。
てつやと愛しいと思う気持ちを分け合っていること。
それがどれだけ私には大事なことか気づくことが出来たから。
「眠れないのか？」
寝ているとばかり思っていたのに、その声に私は視線をてつやに戻した。
「ごめん、起こしちゃった？」
「いや、勝手に起きた」
てつやは少し眠そうな顔をして身体を起こす。
「何してんだよ」
「ほら、星空見てたの。すごい綺麗なんだよ？」
私はそう言ってもう一度窓の外を眺める。
眩しいほどの月の光が私たちを優しく照らしていた。
するとてつやに背中から抱き締められた。
「A…」
肩ごしにキスをすると私を包むシャツをそっと取り去って、ゆっくりその場に押し倒されていく…
唇が私の首筋に触れた時、私は目を閉じててつやの背中に腕を回した。
ざわくん、大好きだったよ。
今でもあなたを思うと甘く切ない気持ちが心の中に流れてくる。
私に大切なことを教えてくれた、忘れないよずっと。
世界で一番、素敵な恋をしたってこと。
end.
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かえで(プロフ) - 七海さん» ありがとうございます。ついざわくん絡みの話を書きたくなってしまいますw更新頑張ります！ (2018年4月25日 15時) (
レス) id: f1c141d7d3 (このIDを非表示/違反報告)
七海(プロフ) - ざわくんを想うヒロインの気持ちがいつも繊細でとても感情移入して読んでます。これからも更新楽しみにしてます。 (2018年4月24日 17時) (レス) id: ff325b6cef (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：かえで
| 作成日時：2018年2月21日 12時
