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第廿陸話 ページ29

小夜side



目を開けると外はすっかり暗くなっていた



あれ、ここはさっきの場所…




義「起きたか、」





『すみません!


私途中で寝ちゃいましたか?』




そう聞くと義勇さんは静かに答えた



義「お前は寝たんじゃない

記憶の中にいたんだ」


記憶の中?


義「お前は遠い先祖の記憶を見ていたんだ

水無瀬一族にはそういう力があったからな」


!!


じゃあさっき見てたのは私の先祖の記憶なのか…



義「何が手がかりは見つかったか?」











悲鳴ばかり、悲しい記憶ばかりだった



『…何というか辛い過去ばかりで、』





義「…そうだろうな、


水無瀬はそういうところだ」






そういえば、



『なんで、義勇さんは水無瀬一族のこと、


詳しいんですか?』



そういうと義勇さんは

少し間を開けて答えた



義「…俺が使う水の呼吸とは


そもそも水無瀬一族の技だからだ」





義「技と一緒にそういう情報も少しだが

語られてきた



お前は昔、柱全員のところで修行していた


そうだな


その時一番しっくりきたのは


水の呼吸ではなかったか?」






たしかに、私は水の呼吸が一番扱えてた



『そうだったかもしれません』


私がそう答えると一瞬義勇さんの顔が曇った気

がした



義「…やはり水の呼吸はお前が極めるべきだった」






『どういうことですか?』

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作者名:千夜 x他1人 | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/my.php  
作成日時:2019年4月14日 11時

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