【鬼滅の刃】残響 (ページ16)

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第拾伍話ページ16

しのぶside

その日帰ってきた小夜は

最初とどこか顔つきが違っていて、

何かを決意した様子だった

その後1年間修行を積んだ小夜は

最終選抜を受けて、

見事合格した

驚くべきことに小夜は藤襲山に

いる3分の2の鬼を1人で倒してしまったそうだ

それだけでもかなり凄いことだが

さらに小夜は半月も経たずして、

柱の一つ下の階級である

甲になっていた

才能があったから

その話を聞いたほとんどのものが

そう答えるかも知れない

確かに小夜には人並みはずれた才能があった

しかし、小夜はそれ以上に努力していた

小夜は1年の間に全ての柱のところで

修行をしていた

普通は行きたくないほどキツい

柱の修行を小夜は何度も頼み、

そのたびに血反吐を吐くような努力を積み重ね、

柱に認めてもらおうとしていた

その努力が実り

小夜はどんどん強くなっていった

そして次第に柱の人達も小夜を認めていった