第7話ラプラスの悪魔 ページ9
『ずぶ濡れだなぁ愚弟』
大我「くっ…」
『俺の勝ちだなハハッ！』
大我「次は勝つ」
『やってみろ愚弟』
大我「…そういやぐていってなんだ」
『調べろバーカ』
大我「お、教えてくれてもいいだろ！」
テツヤ「あのー」
『…なんだ』
テツヤ「(驚かないってことはやはり…)"ラプラスの悪魔"」
『……ほぉ…』
テツヤ「貴方ラプラスの悪魔ですよね？」
『知ってる奴がいるとはなぁ…』
テツヤ「(やっぱり…)」
『"その通り"だ』
大我「らぷ？なんだそれ」
テツヤ「簡単に言うと未来予知が出来ます」
大我「へーすげーじゃん」
『"この頭脳のせいで人生めちゃくちゃになってもか？"』
大我「……は」
テツヤ「……貴方は…」
『あーこの話しやめやめ』
大我「おいどういう」
『"愛されてるお前には分からないことだ"』
大我「おい！」
『じゃあな愚弟』
手を伸ばすが届かない
大我「……畜生…訳わかんねぇ！」
テツヤ「……」
じっと背中を見つめるテツヤだった
道満「終わりましたか？」
『ああ』
ジャミル「行こうか」
傑「そうだね」
鬼丸「……ああ」
『……"超えてやるよ何もかも"』
キセキの世代も無冠の五将も…"愚弟"も！
『"ラプラスの悪魔舐めるなよ"』
鬼丸「……」
道満「……」
ジャミル「……」
傑「……」
かつて苦しんだものたちがいた、超えたい相手がいて越えられず、認められたいが為にもがいて、不吉と言われ遠ざけられ、弱いものを守ろうとして周りが傷付いて苦しんで…バシッとAの背中を叩くチームメイトたち
『いった！なにすんだ！』
鬼丸「"抱え込むな"」
『っ！』
"ああ…これだから大好きなんだこいつらが"
『……悪ぃ』
傑「分かればいいんだよ」
雨の中歩いていく栄光高校バスケ部たちであった
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黒白(プロフ) - 月夜さん» コメントありがとうございます！自分のペースで頑張ります！ (2022年6月21日 9時) (
レス) id: 9c8e81da42 (このIDを非表示/違反報告)
月夜 - 星を押させていただきました。続きが気になります！作者様のペースで更新頑張ってください！待ってます！ (2022年6月21日 7時) (レス) @page10 id: eed394cd10 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：黒白 | 作成日時：2022年6月15日 11時
