悪魔の囁き 閻魔の微笑み

悪魔と閻魔１５ ページ16

Aside


少しして、部屋の外から声が聞こえてきた


真「なんでや！ええやん！別に！」

隆「どこをどうひねったらお前がここに住むことになるんだよ！」

真「言ったやん！Aが心配なんやて！」

隆「俺らがいるし！！」

真「お前らやから心配なんやて！！」

隆「どーいうことだよそれ！！」

真「頼りないやん！！」


それはそーだ。今日みたいに、片付けとかやってくれればいいんだけど。毎日。


隆「どこを見てそう思った！」

真「頼りないから俺が家事の手伝いしとるんやろ！料理はできへんけど！」


真ちゃん、合ってるよ。間違ってない。料理はできないけど〜笑


隆「たしかにそーだな」


いや納得しちゃったし笑


光「どーした？さっきから叫んで」


あ。光にぃ登場した


隆「真司郎がここに住むとか言いはじめてさ」

光「あー。いーんじゃない？」

隆「なんでーーーーー」


それな！なんでーーーーー


光「Aも心強いと思うけど」

真「せやろ？ほら言った！」


わかる。ドア越しでもわかる。真ちゃんがドヤ顔したのが…笑


隆「Aには聞いたのかよ！」

真「おん。聞いたで？ええっていっとった」


ちょーっと待った。私、言った覚えゼロ。
嫌じゃないけど。って言った覚えはあるよ？


ｶﾞﾁｬ


真「お！A！ええよな？」

あ『私、良いって言った覚えない』

隆「あらららら？」


隆にぃ、ごめん。裏切る笑


あ『けど、心強いし、そんなに住みたいならいいんじゃない？』

真「やったーっ！早速おかんに言ってくるな！」


行動が早いなー。


ﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀﾄﾞﾀ


隆「悪魔がくる…。絶対早く起こされる…」

光「あﾞ！！その事忘れてた…Σ(￣ロ￣lll)」

あ『逆だと思うんだけど…笑。ほっとかれるんじゃない？笑笑』

隆「た、たしかに！」

光「そーなったら、A！お前だけだ！助けてくれーっ」

あ『助けるのはいいけど、まず、自分の部屋で寝ようか。夜、のそのそ入ってくる時間があったら、寝ようか。』

光「………(￣□￣;)!!」

隆「！Σ(￣□￣;)」


だって、起こされるもん。その度に。
別に嫌じゃないけど、夏は暑いし。

早く寝ろって感じだよね笑

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