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亮side
Aちゃんを連れ出したのはいいものの、さっきからAちゃんの表情が晴れることはない。
体育館の方から生徒の歓声と音楽が聞こえてきて、コンテストが始まったことを俺らに知らせる。
コンテストのこと放棄したくて逃げてきたのに、嫌でも意識してまうってわけや…
亮「Aちゃん…」
「…ん？」
亮「俺がどれだけ本気か伝わってますか？」
1番聞きたかったこと。
Aちゃんは誤魔化すの上手やから、なんやかんや誤魔化されてきた。これ伝わってへんかったらなんも始まらんねん。
「…うん。嫌ってほどにね笑」
そう言うて俯きながら困ったように笑って、髪を耳にかけるAちゃんにさえ色気を感じてトキめいて、もう抜け出せないくらいハマりきってしまっている自分に呆れる。
亮「…ならよかったっす」
「亮くんはさ、」
亮「はい。」
「私の何が好きなの…？」
そんなん…。
亮「全部です。…全部が好きっす…」
「ふっ、そっか…」
何故か悲しそうに笑った。それが気になって、俺はつい聞いてしまうんや
亮「なんでそんな悲しそうに笑うんすか…」
…って。
「すばるくんも…
すばるくんもそう言うから…
全部が好きやからそんなん聞かれても困るって…」
Aちゃんの目は今にも溢れそうな涙が溜まってる。
そう言うた後、「ごめんね」って言うAちゃん。
その ごめんね は何に対して？
今すばるくんの話してごめんね？
…まだすばるくんを好きでごめんね？
亮「Aちゃん、俺Aちゃんが本気で好きです。もうすばるくんに返したくないくらいに…
やから、、やから、、」
Aちゃんの目から涙が落ちた。
亮「…はっきり言うてください。」
「んっ、ﾋｯｸ...ごめんね、、」
今の「ごめんね」は
アホな俺でもどうゆう意味かわかるよ
そうゆうことやんね…
亮「…はい。わかりました。困らせてしまってすみません。」
「う、ううんっ…」
Aちゃんの涙を拭ってあげる。
彼女の綺麗な顔が崩れぬよう、しっかり涙を拭いてあげよう。この役目はもう僕に回ってくることはないんやから。
僕のことで涙を流す君をしっかり目に焼き付けよう。こんなことできるのも最後やねんから…。
…もう返さなくちゃいけないんやから。
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ゆ - はじめまして！もう本当にキュンキュンします！続きが気になりすぎてモヤモヤしてます笑更新頑張ってください！ (2017年9月28日 16時) (
レス) id: 54bc355b0e (このIDを非表示/違反報告)
めいめい - 初めまして！渋谷cpを１から読ませてもらったんですけどキュンキュンしまくりで錦戸担なのにすばるくんと付き合いたくなります←
続きもきになります♪頑張ってください(^^) (2017年9月23日 11時) (携帯から) (レス) id: 4b84ed2329 (このIDを非表示/違反報告)
ピンキーレンジャー(プロフ) - ええええ！！！って感じです笑終日もうこの話に夢中です！！笑何とも言えないこの気持ちが早く安心に変わることを祈ります！！てかミスミスターコンどうなっちゃうの！！！！笑 (2017年9月20日 7時) (レス) id: 5b413da432 (このIDを非表示/違反報告)
tamama(プロフ) - りょんさん» 頑張ります！ありがとうございます(^^) (2017年9月16日 13時) (レス) id: fc0c8b8587 (このIDを非表示/違反報告)
tamama(プロフ) - ayaさん» こんにちは(^^)楽しみにして頂いてるなんて光栄です(//∇//)亮ちゃんとの絡み楽しみにしていてください♪頑張ります！ありがとうございます！ (2017年9月16日 13時) (レス) id: fc0c8b8587 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：tamama | 作成日時：2017年9月8日 3時
