92話 ページ48
そういえば、と、五条先生が思い出したように言った。
「A、特級に昇格したんだって？」
「は？」
「は？」
「は？」
『は？』
いやいやいや！！全く聞いてないですけど！！
これでもかと驚く我々生徒一同に対し、教師陣は驚いてない。
「まだ決まってはいない。勿論これは特殊な例だが、術師としての適性があるかを今日この場で我々が定めさせてもらう」
「ふーん…良かったねA！今日から僕と一緒の特級だよ」
『きゃぁーー言い方がいやですぅーーーー』
「A…お世辞って知ってる…？」
『逆にお情けって知ってます？私の優しさ知ってます？？』
沢山の教師有るまじき言動を教育委員会に訴えてない私を褒めて欲しいんだが。
「ところでさぁ、僕は前からAの階級を上げるために色々してたんだけどさ？」
『え？不正行為？？裏口入学？？枕営業？？』
「A、口を閉じろ」
おじいに怒られたんですけど〜〜〜〜〜〜〜〜
「確かに僕は七海に、Aを推薦する様に言ったけど、まさかそれだけでこうはならないよね？」
「何してんだよ悟」
『作為的すぎる』
とりあえず推薦って言葉を辞書で引け。
あれ、担任は推薦できないんじゃ…？推薦という名の脅迫したのかな？？
「僕、向こうに居たから何があったか分かんないんだよね〜！ね、何があったの歌姫」
『…歌姫…？名前からお姫様じゃん何それ…可愛い』
五条先生とやけに親しそうだが、歌姫先生は嫌そうな顔をしてるからやっぱり嫌われてんだろうな…うける。
「元は悟含め2人だった推薦人が、数日前に建人と、もう1人増えたんだ。それが、」
「御三家から出たのよ。アンタ以外にね」
ふーん…最初の2人は五条先生とおじいで間違いないでしょ？
で、七海と、御三家…
「正直、五条家とバチバチのうちが悟の手助けをするとは思えねーし、ならまだ、」
「私の家のものでしょうか」
ンン御三家から推薦ッッ！！！なるほどね！！
あのメッセージの“借り”ってそういうことだったんだ！！？
私にも五条先生にも貸しを作れて良かったねッ！！
「それが、五条家当主と、更に禪院家次期当主からの猛アピールを受けてねぇ…」
五 条 家 当 主
禪 院 家 次 期 当 主
「…え？」
「っ！？！ッッはぁ！！！？！」
「嘘だろッ…！？」
五条悟、真依さん、真希さん、そしてその他数名が驚き目を見開いているが、私も負けてない。
…まあ、百歩譲って五条先生は分かる。
『直哉くんが次期当主ぅぅぅぅぅぅ？？？？？？』
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無礼物(プロフ) - 塩野紗稀さん» うわぁぁありがとうございます！！ガチで間違えて認識してました！！一生気づかないとこでした！！ありがとうございます！！ (2022年2月28日 10時) (
レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 粉さん» ありがとうございます！！直哉くん良いキャラしてますよね！ついつい絡ませたくなっちゃいましたちゃいました笑 (2022年2月28日 10時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!ななみんの漢字間違ってますよ！((ｺｿｯ)) (2022年2月27日 15時) (レス) @page31 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)
粉(プロフ) - 直哉くんとのやりとりが好きすぎるっ！！ (2022年2月27日 13時) (レス) @page25 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 夢追人さん» うわぁぁあありがとうございます！！！ちょー嬉しいですぅう！これからも主人公ちゃんの性格の良さ(笑)を全面的に出して頑張ります！！ (2021年4月10日 20時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2021年3月1日 18時
