67話 ページ23
『直哉さんは、呪霊の居場所見つけるの得意な術式ですか？』
「いや、別に」
ってことは、ここの呪霊を探すのも当てずっぽうなわけだ？？
『でしたら直哉様ぁ、私とぉ一緒にぃ協力してぇ任務をこなしませんかぁ？A〜、1人じゃぁこわぁいですぅ♡♡』
「ｩ………キッッッッッッモ」
『はぁっ！？！！嫌々謙ってやったんですから寧ろ感謝して下さいよッ！！！！』
私のプライドと威厳を捨ててんだよこっちはッッッ！！
「でも、まあ…悪くないなぁ」
『やっぱり？？私天才だと思いません？？』
「君、もうちょっと黙れへん？顔は悪くないんよ、顔は。まあ、好みちゃうけど」
『好みちゃうんすか。私は、顔は、好きですよ、割と』
「えっ…」
この時、トクンッ…と言う心臓の高鳴りを感じながら、禪院直哉は恋に落ちた(大嘘)
「じゃあ、名前呼び許したるわ。ついでに敬語もなしや」
『えぇ…？？既に名前呼びですし、歳上に敬語使わないのは、ちょっと怖いなぁ…って』
強化部活あるある？じゃない？？
漫画の先輩とか先生とかに敬語使わないとかありえないし、癖になってる。
「さっさとやれや。俺らは恋人同士なんやから」
今、なおピーのことを妄想癖ある奴だと思った人は素直に手を上げなさいッ！！
安心して下さい！コレ、合意ですよ！！
私がさっき言った“協力”っていうのが恋人のフリなのね？
だって、ここの呪霊はリア充狙うでしょ？？
効率よく呪霊誘き出そうって魂胆。
『ハイハイ、善処するよ直哉くん』
「…俺はこんな女好みちゃう…」
『えっ？なんて言ったのぉ？？A、聞こえなかったぁ♡』
「足足足、足踏んでん！！」
あら、ごめんあそばせ。
「ほれ、手ェ出しいや」
『……めっちゃ驚いてます。そういうの嘘でも私としたくないと思ってました』
「はぁ…仕方ないやろ、これが一番効果的なんやし」
嫌がるかなと思いながら、恋人繋ぎで手を絡めたら案の定嫌な顔された。
でも、振り解かれはしなかったです。
『…直哉くんは、何級？』
「ん？俺は、特別一級術師。もー、ほんまに忙しいねんで？？やのに、3日くらい前から俺が行く先々に呪霊が尽くおらん！ほんっと、なんやねん！！」
多分私のせいやないか！！！
『私に愚痴るなんて直哉くんも大変なんだねぇ。ちなみに私は準一級』
「……はぁ？準一級ぅぅ？？ここにおるんは“一級呪霊”やで？？」
…え？？？
さてはあんのクソ白髪適当なこと言ったな！？！
「、A後ろッ！！」
え？
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無礼物(プロフ) - 塩野紗稀さん» うわぁぁありがとうございます！！ガチで間違えて認識してました！！一生気づかないとこでした！！ありがとうございます！！ (2022年2月28日 10時) (
レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 粉さん» ありがとうございます！！直哉くん良いキャラしてますよね！ついつい絡ませたくなっちゃいましたちゃいました笑 (2022年2月28日 10時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
塩野紗稀(プロフ) - いつも楽しませていただきありがとうございます!!ななみんの漢字間違ってますよ！((ｺｿｯ)) (2022年2月27日 15時) (レス) @page31 id: 39c253f167 (このIDを非表示/違反報告)
粉(プロフ) - 直哉くんとのやりとりが好きすぎるっ！！ (2022年2月27日 13時) (レス) @page25 id: ef9e4cc349 (このIDを非表示/違反報告)
無礼物(プロフ) - 夢追人さん» うわぁぁあありがとうございます！！！ちょー嬉しいですぅう！これからも主人公ちゃんの性格の良さ(笑)を全面的に出して頑張ります！！ (2021年4月10日 20時) (レス) id: f2bca18ad3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：無礼物 | 作成日時：2021年3月1日 18時
