そんなに嫌なら別れてやるよ｡【まふまふ】

好きじゃ ページ7

そらるside


馬鹿みたいなことを言ってまふから遠くへ。


走る度に涙が溢れ、それを拭いながらまふから離れていく。


俺は君のことを追ったよ。


「待て！A」


「そらるさん…？」


目のあたりが赤く腫れた君がこちらを向いて来た。


「A､泣き顔似合わないよ。」


「そらるさん…ｯ!!私に泣き顔似合いませんか？」


「似合わないよ。笑顔なら似合ってる。」


「そらるさん…」


そんなみんなにはイラついたであろう(作者もイラついた。)時に


「A…!!」


まふが走ってやってきた。


「A!!僕よりそらるさんの方がいいですか！？」


「いや、浮気してるのに言われたくないんだけど。」


「確かに僕は浮気しています！でもあいつなんて大嫌いなんです！」


「嘘つき。そんなこと思ってないでしょ。」


この時普通ならまふを突き飛ばすだろう。


でも俺は


まふとAを残し､泣きながら家へ向かった。

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