【ハイキュー】ミステリーな彼女【宮侑】【名探偵コナン】 (ページ2)

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ミステリー2 ページ2

『この人も、何か訳があったんやと思います』

頭を下げたまま口を開く

『でもそれを館前にこんな事は許されるべきやあらへん』

その言葉に表情を歪める男

『佐々木さん達が嫌な経験をしてしまった事も消えへん、
だから、嫌な気持ちにさせてしまってホンマにごめんなさい』

そう告げて尚も頭を上げない彼女に
「いや、そんな」「服部さんが謝ることじゃ」と
女子達が戸惑っていると

「すんまへんでしたー！」

仰向けだった男が急に土下座の体制で叫んだ

「魔が差して！思わずやってまいました！
嫌な気持ちにさせて、ホンマにすみまへんでした！」

そこからワアッと泣き始めた男に

『よう言えましたな』

ヨシヨシとその背を撫でた彼女

「に！2度とせえへんで下さい！」

佐々木の声に何度も頷く男を見て
彼女がポンポンとその背を叩くと立ち上がった

『許してくれるん？』
「服部さんに免じて」
『ホンマ？ありがとう

あっ』

制服を佐々木に差し出しかけて止まった

『知らん殿方が触った制服着るんは嫌やんな』
「「「(と、殿方！！！？)」」」

彼女は少し考えると

『良かったら私の制服と交換しよか？〈こてん〉』

少し首を傾げて浮かべた笑みに
その場がカッ！と光り輝いたような現象が起きた

侑「(あ、あかん)」

そう思いながら手にしてたボールが地面に落ちると共に
自分の中で彼女に恋をしてしまったと理解した侑だった

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