おかえり ページ49
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烏養「…ん？なんだ、どうした？お前。」
西谷「！」
澤村「あ！すみません、ソイツはちょっと…。」
腰をあげてボトルのキャップを締めながら、みんなが待っている場所へ僕たちも集合する。
町内会っていうからもっとオッサンかと思ったのに、と面倒臭そうに口元を歪めた月島に同調するように首を縦に振っていた時、そんな会話が聞こえてそちらを振り向いた。
どうやら、眺めているだけで動かなかった西谷を不審に思い烏養コーチが声をかけたらしい。一瞬戸惑うような反応を見せた西谷をフォローするように間に澤村先輩が割って入っているのが見える。
首を傾げる烏養コーチに、申し訳なさそうにしながら澤村先輩が事情を説明しようと口ごもっている。
田中「天野、大地さんのフォロー行ったれ。」
その時僕の肩をツンツンと肘で小突いたのは田中だった。
若干声を潜めながら耳打ちをするようにそう言ってくる。
なんで僕が、と聞き返せば、お前フォロー得意だろと言っていきなり僕の背中を押し送り出した。
縁下「田中は天野のどこをどう見てそう判断したんだ？」
木下「協調性皆無の天野がフォロー得意なわけないのに…」
影山「いやでも天野さんバレーのフォローは上手いっすよ、二段トス！」
日向「今はバレーじゃなくて会話の話してるんだよバカ山君。」
影山「んだとチビ。」
日向「チビはないだろ！？」
田中「ちょっとお前ら収拾つかなくなるから黙れ。」
縁下たちの素朴な疑問の声を聞きながらもそのままの勢いで烏養コーチたちの所へ飛ばされる。
おいお前ら聞こえてるからな、そんで田中は手荒いんだよいつも、と内心毒付きながら、一息ついてから横髪をかき上げ、助け舟を出してやることにした。
貴「…こいつ、ワケありですが怪我ではないので。そちらのチーム人数足りないようなら好きに使ってください。」
烏養「お、おう。じゃあ西谷加わって、あと二人か…どーすっかな、ベンチ組から、」
僕というイレギュラーだった存在が急に会話に入ってきて驚いた烏養コーチだったが、状況を飲み込みすぐに頷いた。
彼が足りないメンバーを補おうと僕らの方へ目を向けたその時。
日向「あ！！」
急に、日向が大声を上げた。驚いて振り返れは、柵にへばりついている日向。
なんだよ、と眉を顰めたが、次の瞬間驚きで僕の目は見開かれることとなる。
日向「旭さんっ！！」
「「！？」」
東峰「ゲッ、またこいつ…！！」
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
