落ちました ページ27
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部活終わり、みんながお腹が空いて力が出ないと情けなく弱音を吐いて倒れ込んだ。
生憎ながら僕の顔をお食べよ的な某国民ヒーローの神業の真似なんてできないため、坂ノ下商店へと足を運んだ僕たち一同。
「中華まん？さっきサッカー部の奴が買ったのが最後だ！そんで今日はもう終了！」
日向「えぇ〜！？ハラ減った！！」
田中「職務怠慢だァー！！」
「ウルセエェ！！！いつも買い占めやがって、たまには我慢しろ！！さっさと帰ってちゃんとした飯を食え！！筋肉つかねえぞ！！！」
ゾロゾロと中へ入って行った田中、日向、影山の三人を見送って外の電柱にもたれかかりゲームをしていれば、中からあの金髪店員の怒号が聞こえてきた。
驚いて入り口の方を見ていれば、嬉しそうに「グングンバー」と書かれた袋を握って出てきた三人。
怒鳴られてたワケを聞けば、中華まんを寄越せと駄々をこねたという。いやそれは君たちが悪いでしょ、と呆れた。なんだかあの金髪店員さんに申し訳ない。
グングンバーいるか？と田中に聞かれていらないと答えようとするが、その前にあげな〜〜〜いとかなりうざい顔で煽られた。なんだこいつ…。
小さなことにイラッとしながらバレー部全員で固まって夜道を歩き、別れ道が来るまで雑談を続ける。
田中「それにしても、あの優男のサーブ凄かったよなぁ。流石影山と同中の先輩……あれ？ていうか、影山ってなんで烏野にいるんだっけ？」
そして突如、田中が思い出したかのようにそう呟いた。振り返って影山の方を見る田中に続いて、みんなが揃って振り返った。
貴「確かに。県内一の強豪っつったらやっぱ白鳥沢でしょ。」
日向「しらとり？」
田中「白鳥沢学園っつぅ、県ではダントツ、全国でも必ず8強に食い込む強豪校があんだよ。」
日向「ほーっ！」
貴「ほんとになにも知らないよね日向って…。」
日向「えへへそれほどでも……。」
いや、別に褒めてないけど。とツッコミを入れながら再度影山の方は顔を向ければ、彼はけろりとした表情で口の中のグングンバーを飲み込んだ後にこう言った。
影山「落ちました、白鳥沢。推薦来なかったし、一般で受けて落ちたんです。試験が意味不明でした。」
月島「へぇーっ、��王様��、勉強は大したこと無いんだね〜！」
山口「おつかれ〜す！」
影山「チッ」
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雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» ゆきさんこそ、こんなご時世ですのでお体にお気をつけてお過ごしください！お気遣いありがとうございます！ (2022年6月14日 22時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 雨智よゐさん» 頑張ってください…！ただ、頑張りすぎて体調崩したりしないように頑張ってください(？) (2022年6月14日 6時) (レス) id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ゆきさん» 暖かい応援コメントありがとうございます…！！これからも皆様のもとに面白さが届けれるよう頑張ります…。続編もよろしくお願いします！ (2022年6月14日 6時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - 玲さん» ありがとうございます〜！🎉こんなに長々と書いてしまっている作品を未だ読み続けてくださりありがとうございます…。玲さんこそ！体調にはお気をつけてお過ごしください！ (2022年6月14日 6時) (レス) @page49 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
ゆき(プロフ) - 続編おめでとうございます！これからも楽しみにしています！更新頑張ってください！！ (2022年6月14日 5時) (レス) @page50 id: ef64ea2517 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年4月23日 0時
