ネクストセット ページ20
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しかし監督やコーチから指導をいただく場面で、なぜ僕の出番が回ってきたのか。
先程のタイムアウトの時に下手に出しゃばったのが仇と出た。
僕にこんなチームを引っ張っていけるほどの技量はない。あくまで全部推測なわけだし、予想だ。
外れた時の責任とかを考えて気が滅入るタイプではないが、そういうのは面倒くさい。
いっそのことこのまま無視してやろうか、と口を真一文字に結んだが、澤村先輩に思考を読まれていたらしく笑顔の圧が恐ろしかったため冷や汗をかきながら口を開いた。
貴「…僕が外から見ていて注目していたこととすれば、向こうのチームに目立った一点がないことです。」
烏養「なるほど？詳しく。」
貴「……点数、全部がいつのまにか取られていたと思います。戦ってわかったように、向こうのチームに東峰先輩のようなスーパーエースはいません。しかし点を取られています。…守備の穴の無さ。コレが音駒最大の武器かと。」
こんなのみんなわかってるでしょ。
わざわざ授業のように誰かを指名して答えを言わせる、なんて合理的じゃない。結局何がしたかったのか…理解ができず烏養コーチに視線を戻せば、目があった彼はその目をニヤリと歪ませた。
烏養「お前、タイムアウトの時に『セッターが要注意』って言ったよな。」
貴「まぁ、はい。…？？」
烏養「あっちには完璧な守備と連携があって、その中心にはあのセッターがいる。いわば……音駒の脳、だな。」
なんだか聞き馴染みのあるような、親近感を感じる二つ名に背筋に嫌な汗が流れた。おいまさか、とこの先の展開を予想して、思いっきり口角を下げる。
烏養「アッチが完璧な守備……いわゆる��盾��なんだとしたら、こっちは��矛��だ。向こうのチームに��脳��がいるんだとしたら、こっちのチームも��脳��を使おう。次のセット、頭脳戦になんぞ！！」
貴「すみませんちょっと聞こえなかったのでもう何も喋らなくていいですよ。」
西谷「コレが
田中「上手いこと言うな。」
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雨智よゐ(プロフ) - あままさん» 返信大変遅れてしまい申し訳ありません。支援絵のみの作品を作成してもいいのですが、分けてしまうとそちらのページをわざわざ開かなくてはいけないという一手間が増えてしまいます。せっかくいただいた支援絵は読者の皆様に見せびらかしたいのが本音です！！！(全力) (2023年3月30日 19時) (
レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
あまま(プロフ) - 頑張ってください応援してます!あと､思ったのですが支援絵と本編別の投稿にはしないのですか? (2022年11月18日 21時) (レス) @page16 id: 4346a5f7c3 (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - らっこ星人さん» わかりにくくて申し訳ありません…最後のページに記載している通り、パスワードは114514となっております！続編もよろしくお願いします！ (2022年10月2日 18時) (レス) @page50 id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
らっこ星人(プロフ) - すみません、続編を読みたいとですがパスワードがわからないです。もしよろしければパスワードを教えていただきたいです。 (2022年10月2日 7時) (レス) id: 60908efb0f (このIDを非表示/違反報告)
雨智よゐ(プロフ) - ただのバカですさん» 実際自分に小説更新を続けている意識があまりなく、漫画を読み返しているような気分で文字を綴っていますので、飽きる飽きないというのはあまり考えたことがありませんでした…。続編でもよろしくお願いします！！ (2022年9月27日 8時) (レス) id: 6395fe5fe1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：雨智よゐ
| 作成日時：2022年8月14日 8時
